【世界の広さと私】第2回カクヨム短歌・俳句コンテスト短歌の部」

月見

青空を我が物顔な鯨雲押され流され命産む梅雨

青空を 我が物顔な 鯨雲 押され流され 命産む梅雨


以下、【作感】2024.6.3書き添え

梅雨空に、切れ目ができて。

鯨の様に見えたと思うと、地上近い雲とより上空の雲の速さの違いが荒海のようで。


集まり雨になると、夏の水瓶と重宝される恵の水。

そしてまた、新しい雲が生まれて泳ぎ出す、そんな景色。

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