第3話 手作り弁当を会社で食べるのは恥ずかしい

僕は8時半から会社で仕事をするが、

彼女は違う。


彼女はお昼前ぐらいから勤務が多い。


そのため、起きる時間はお互いに違い、

僕は基本的にお昼をコンビニか、某牛丼チェーン店で過ごすことが多くなっている。



ただ、長期休暇や、

たまの彼女の平日休みの時は違う。




そう、彼女がお弁当を作ってくれるんだ。




お弁当は良い。

満員電車に揉まれながらの

毎日の出勤時にも

お昼を楽しみに働くことができる。




ただ、欠点がある。




それが会社で食べることが恥ずかしいことだ。


会社でお弁当を開けて食べようものなら、

同僚が騒ぎ出すことは目に見えてわかる。


だからお弁当の日には

基本的に外で食べることが多い。


社会人にもなって友達と一緒じゃ無いとお昼を

食べれないとかそういった気持ちはない。



友達がいないわけではないよな、、?



雨が降っている時にも外で食べることが多い。

僕はこれを彼女に内緒にしている。



だからこそ、奥さんや、彼女が作った

お弁当を堂々と開げて食べている方々を

尊敬している。

ほんまかっちょええ、、。



いつかそんな風になれたら

彼女に外で食べてたことを言おう。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る