「トリル」#なくさずの詩より


 ピアノを習っている貴女。毎回、合唱の時はピアノ担当で歌を口にしない。と思っていた。前を向くのが面倒で俯いてから横を見た、貴女は何かを口にして歌っている。微笑みの中でピアノを弾いて笑っていた。貴女は私に音をくれる。それだったら歌わないといけないね。

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