「Our band was discoverd then」#なくさずの詩より


 雷の光りと音のように、ちょっとした行き違いみたいな。触れ合うことができなかった指先のように。それでも傷を増やしていく身体は生きることに必死で声にならない声が喉に引っかかる。助けてとは言わないから、その手から、声から瞳から、こちらを見てはくれないか。

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