アネモネやチャジャン麺喰ふソープ嬢

あねもねやちゃじゃんめんくうそーぷじょう

季語は「アネモネ」です。


福富町は昔からの風俗街なのですが、コリアンタウンでもあります。


ソープ嬢が、チャジャン麺をザザっと啜って出勤していく様子を想像して一句詠んでみました。

ソープ嬢のイメージから、やや毒々しさのあるアネモネを季語にしてみました。


「チャジャン麺喰ふソープ嬢」という中七と下五はすごく良い表現だとのことで選をいただきました。


ただ、季語は一考の余地ありとのことで、先生から以下のご指摘を頂戴しました。


・チャジャン麺を食べる場所(韓国料理屋)にアネモネは恐らくない。情景に季語が合わない印象がある。

・アネモネだと句全体が明るい印象になる。少し哀しさやわびしさを出すのであれば、韓国料理屋にあるものや、生活感のある季語がよいのではないか。


雛菊やチャジャン麺喰ふソープ嬢


とかの方が良かったかなぁと。雛菊も韓国料理屋にはないかな?

この句も少し寝かせたいですね。

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