龍天に男は道に眠りをり

りゅうてんにおとこはみちにねむりをり

季語は「龍天に」です。


伊勢佐木町の路上に、バックパックを枕に眠っている若い男性がいました。

目的地に早く着きすぎたのか、前の晩に飲みすぎたのか分かりませんが、とても個性的でおしゃれな身なりの男性でした。

その様子が印象に残り、一句。


吟行に参加された皆さんもその男性のことが印象に残っていたようでしたが、どう句に仕立てればよいか悩まれていたようでした。

結果、句に詠んだのは私だけで、入選を頂戴しました。


ただ、先生からは下記のご指摘を頂戴しました。


・吟行に参加したメンバーは情景が浮かぶが、句単体で見た場合、何を詠んでいるのか分かりづらい。

・寝ていたのはどういう男性なのか、どこに寝ていたのかなどが見えず、ものたりない句になっている。


まあ、何とか句にしたので、今回はよしとしますかね…。

少しネタとして寝かせたいと思います。

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