Ep.2 クズ騎士
第11話 騎士との顔合わせ
サラさんにもらった、
そして、王宮へたどり
僕は、つぶやく。
「さすがに、
――
そう、
あと、
僕は、王宮の
「あの」
「なんでしょうか?」
「僕、
「
「招待状……」
僕は、
「こちらで、よろしかったでしょうか?」
男性は、僕から
「
入り口を
「
「分かりました」
水が
そんな彼女は、
僕も、
「ソネ・ナオキ
と彼女が言った。
僕は、
「はい……あなたは?」
「この王宮の、騎士様の
「こちらこそ、よろしくお願いします」
ヴィオラさん……
「では
「早いですね」
「
「特例……」
「
「僕の話でですか?」
「はい」
ヴィオラさんは、その
「
「……何か、すみません」
「いえ。私には何のダメージもありませんので。お
考えてみれば、
僕の
努力がバカのように感じるのも、
僕とヴィオラさんは、赤い
「この中に、ナオキさんと
「はい」
「先に言っておきますが――どんまいです」
「うん?」
――それは、どういう意味だ?
そんな
「――入りますね」
ヴィオラさんが扉を開けた。
そして、僕に
僕は、
「お前が、
そんな言葉が
短く切られたブロンドの
少しだけ
何かを
男の
ヴィオラさんが口を開ける。
「今、
「そういうことだ。俺はアラン。異世界人、お前も
「
「ソネ・ナオキ……
「構いません」
「ではソネ。
僕は、
「汚い手?」
「とぼけるな。あのステータスのことだ。
「…………」
と、言われてもだった。
嘘の報告なんて、していないからな。
だから、僕は本当のことを言うしかない。
「嘘を報告した
「そうか。あくまで
騎士アランは、
「ならば……」
「……はい」
「今から、お前のステータスを
アランは、部下に「石版を出せ」と
「かしこまりました」と言った部下が、石板を出してくる。
それを、僕の目の前まで持ってきた。
「さあ――」
アランは、ニヤリと笑って、言った。
「報告したステータス内容が
と、何か
あれは、本当に僕を
で、
……そんなところか。
「どうした? 早くその石板の上に手を乗せないか」
「……分かりました。乗せます」
僕は、石板の上に手のひらを
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