「夏、どうして」

夏にお出かけを誘われた。

最初は断ろうと思ったが、彼女のことでと言われたから断れなかった。

けど

「どうして、近いの？」

部屋はカラオケ室。夏の体が当たって居る。

「ねぇ、優はどう思うの？？浮気について」

「・・・っ、・・・言ったけど、仕方ないと思うよ」

「・・・ねぇ、優。」

「何？？」

「・・・私最近、我慢しなくていいかなと思ったのよ」

「何を？？」

正直、状況から推測が出来る。だけど、夏はずっと応援してくれたし、春と付き合えたのも夏のお陰だ。だからそんなことをするわけ、そんな思いが俺にある訳が

「好きよ。優」

あったのだ。

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