第5話.拾われた亡骸

14までの僕は相も変わらず亡骸みたく生きる

僕の隣の大切な人を見てる間だけ人に成る

「大丈夫?」

「大丈夫だよ」

「何かあったらすぐにいってね?」


淡い想い出に囚われる、生きてたいって想える

ただ僕は気付きやしない

傷つくのは僕じゃない

生気に満ちた人々なんだ

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