婆不孝娘への応援コメント
この度は「第一回 さいかわ卯月賞」にご参加いただき、誠にありがとうございました。
御作、婆不孝娘といいながら、懸命に何者かであろうとしている姿に胸が打たれました。
最後の最後まで、最終選考候補に入れたいと思ったのですが、今回は申し訳ございません。
素敵な作品をありがとうございました。
作者からの返信
お読みいただいてありがとうございます✨
お言葉をいただけるものになれるとは思ってはおりませんでしたので、とても驚いております。
きっと、受賞作を見たら……また、レベルの違いに慄いて、ダンゴムシのようになる自分が今から想像できるようです💦
参加することに意味がある、などとは申しません。
技術では到底他者さまの作品に及ばないことは身に染みておりますのでお気遣いなさらず、どうかよろしくお願いいたします。
自分に出来ることは何か?
考えた結果、私には感情を飾らず整理せずそのまま書き出すことだけでした。
この作品の娘は、私そのものです。
ある日の日常をそのまま切り出しただけのもので、言ってみればドキュメントかもしれないほどです。
拙文なりにも、一応最後まで読めるくらいには出来ていたかと思えば、そして、読んで貰えたかと思えば…。それが今の私の実力です。
お読みいただきましてありがとうございました。
婆不孝娘への応援コメント
春の風物詩と言ったらタイヤ交換!
田舎あるあるで同じような車生活が基本の地域に住んでいるのでメチャクチャ分かりました。
普通にその辺に似た様な境遇の人が住んでいて、でも誰にも知られない胸の内を持っているんだろうなあ…ってすごく考えさせられました。
作者からの返信
穏やかに暮らしているようでも
課題はたくさん抱えていることも多い……。
田舎だと、家や土地をどうするか、ということも大きな課題です。
せめて、子供がいれば……そう思っても、自分に結婚や子育てができるとはとても思えない……
いろんな想いがあり、そこに桜と時の流れに罪悪感まで感じる
あたし自身の想いと重なるところが多かったので、書いていて結構身につまされてしまいました
お読みいただいてありがとうございます✨
婆不孝娘への応援コメント
家族のカタチはそれぞれ。故に幸せのそれもまた多種多様だと感じます。結婚がすべてではないですが、少しでもおじいさん、おばあさんの気持ちを軽くさせてあげたい思いが込み上がってきました。それを自身の罪悪感として表現され、春に縋るような心の拠り所を探している主人公の気持ちが伝わってきました。
作者からの返信
言い訳、と思わずに生きられればいいんですけど、
なかなかそうもいかず……
さりとて、この現代で結婚して家族を持つことが唯一の正解……とは、簡単には思えなかったり。
慎ましく暮らしたくても、それさえままならないのが、この人の世で……。
牧歌的な中にも、柵があるのがちょっと切ない、そんな感じが伝わってくれれば嬉しいです。
お読みいただいてありがとうございます✨
レビューコメントまで頂いて、本当に嬉しいです✨
婆不孝娘への応援コメント
自分の生き方によって、家族に一般的な幸せを体験させることができないことへの罪悪感を紛らわす……なんだかとても共感しました。
人にはそれぞれの幸せの形があって、決して結婚をして子どもを持つことだけが幸せではないはずなのに、そう感じてしまうなにかがこの世界にはあるようにあります。
以前から比べると薄れてきたようにも思いますが、皆がそういうことを気にせずそれぞれの幸せを噛み締められるようになれたらいいなと思いました。
天川さん、ありがとうございました。
作者からの返信
世代によって価値観や捉え方は移り行くものですが、
それでも、全く理解できないものになるわけではなく、現代人にも残っているんですよね、きっと。
私自身、結婚しないのがかっこいいと思ってはいませんし、なんならカッコ悪いとさえ思います。
ただ、現代はそういう周囲の目に苛まれたくないために結婚という方法を選んでいるようにも思えるのです。
ほんらい、人間の価値や役割としては因果関係は無いはずなのに。
むしろ、そういう柵から解き放たれることができたら……
もっと今より素直に結婚というものに踏み出せるのではないか、と思ってしまいます✨
お読みいただきましてありがとうございます✨
婆不孝娘への応援コメント
天川様
短編、では初めてお読みしたものと思います。
主人公の心の動きが微細に描かれていて、なんとも切ないというか、
ほろ苦いような気持ちが伝わってきました。
自分を生きることと、自分の大切な人のために生きることって、
両立できないことって多いですよね。
状況は違えど、心の奥底でそこはかとなく共感してしまう、
素敵なエピソードでした。
作者からの返信
楽しいときも、心の棘は無くなった訳じゃないんですよね。
何かのきっかけで再発することもありますし、
周りの喜んでいる事を素直に喜べない心境だってあります
そんな私ですが、
桜の季節だけは、気持ちが自然と上向きます✨
でも、いつも桜に助けて貰っているので、楽しいときにも桜をみると、ほんのり辛いことも思い出したりしちゃうんです。
桜に罪悪感を思う、あたしの少し痛いところ✨
婆不孝娘への応援コメント
淡々と、でも全編にばあちゃんへの愛があふれる短編でした。そして罪悪感。感想を書くのが難しいですが、作品世界に浸って読みました。
作者からの返信
お読みいただきましてありがとうございます✨
この家族は、とある家族の散文生活に出てくる家族の話なんです。
たぶん、現行本編の半月くらい後かなー、と考えております✨
免許返納って、実際問題難しいんですよね……
田舎に住んでいる人なら、この悩ましさがわかってくれるかもしれません✨
実は、これ書いたのは、オレンジ11さんの「宅配便。」読んだことが大きくて……引っ張られないようにと思ったんですけど💦
ひょっとしたら棘が抜けきれてなかったのかもしれません✨
何てったって、毒娘ですから✨
婆不孝娘への応援コメント
読ませていただきました。
何が婆不幸なのだろう、と思いながら微笑ましく読んでいて、母子の姿に「あたし」が目を伏せた瞬間、なるほど、と気付きました。
婆不幸ならぬ親不孝の私がいうのもなんなのですが、こんなふうに考えてあげられる優しさは、とても愛おしいものだと思います。何より家族仲良さそうで(とはいえ、実際には色々あるのが家族というものですが、せめて物語の中だけでも——)、良いものを読ませていただきました!
「ばあちゃんの慣れでもあり、あたしの慣れでもあるなと、この時は認識を新たにした。」
この文が特にお気に入りです。
面白かった!
作者からの返信
お読みいただきましてありがとうございます✨
普段感じたことを、自分よりずっと若いこの娘に託して、想いを綴りました。
世間では親元を離れるのが常識、実家にいるのは非常識、と言われることが多いと思います。
ある意味ではその通りで返す言葉もないのですが、一方でその世間体に引きずられて……いるかどうかはともかく、関係性が良好ではない親子というのも多く見受けられて、一体どっちがいいのか、と考えたことがきっかけでもあります。
免許返納は喫緊の社会問題のような気がしてます。田舎ではもう死活問題!
車がなければ生活が成り立ちません💦
返納に至るプロセスをじっくり考えたときに、実はマインドセットの要件が大きいんじゃないかな、と思ったことがきっかけでもありました✨