第4話 同じ高校に行く事になった

「あなたの母の名前って確か亜美さんですよね??」

さんすて岡山の待合所で、買ったマウントレーニアのカフェラテを飲みながらその女の子は私にそう尋ねた。

「そうですけどあなたは??」

「春日部市の隣の越谷市から来た風間紘奈って言います。あなたは??」

「星野花音です。宜しくお願いします」

「さっきはびっくりさせてすみません。私の母の名前は真希と言います」

「そうだったんですね。紘奈さんも私の母と同じ事を考えてたんですね」

「はい、私の母(真希ちゃん)も星野さんのお母さんと同じ大学(跡見学園大学)に行ってたんですね。」

確かに、亜美ちゃんと真希ちゃんは岡山を離れてからもうすぐ23年が経ち、私たち娘が20年前以上(高校から)の青春を受け継げれたらいいなという事を楽しみにしていて、岡山駅の雰囲気が昔と違うイメージを楽しんでみたいなというのもあったらいいなと思っているからね。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る