黄色看板の中華屋

 生きたまま臓器を抜き取られる事件が、相次いでいる。そのため、閉店した店が立ち並び、開いてる店はごく僅か。


 しかしそんな状況下でも、普段通りに営業中。そんな店がホントにある。街外れにある黄色看板の中華屋だ。決まった時間に開店し、決まった時間に閉店するのだという。聞けば、期間限定のメニューが人気で、すぐに売り切れるらしい。今度行ってみようか。そう思って通りかかると、店の窓に張り紙が1枚。


『臓物料理ヤッテマス』

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