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第五話「異覚」への応援コメント
※04/09追記
ふううむ。
私はなんとなく肌感覚=触覚な感じでいましたが、確かに特別な感覚器官なり別の才能なりがあるのかもしれませんね。それを五感に投影してるというか。
「未知こそ恐怖」はよく言われることですが、やはり説得力があります。
幽霊と言うか、妖怪なんかはまさにそれですよね。よくわからない現象に名前と姿を作って理解した風になる辺り。確かに人は「未知」に耐えられないのかもしれません。今回は共感できるお話でした。
さて総括ですが、着眼点はよいのに料理が足りずイマイチ、というパターンが今回は散見されました。テーマにしても、チョイスはいいのに内容が見合っていないと感じる率が高く、「もったいない」の一言です。
特に胎内の話なんかは、あれ単体で練り直して一本読んでみたいくらいです。ホラーというか宗教的な話になりかねませんが、なんかすごくいいホラーの種の気がします。後は最後の「未知の恐怖」の話も納得出来ました。
総合評価は星1というところですね。
双町さんは文字数取ってじっくり書く方が得意という気がします。
追記:
私は双町さんを才能ある書き手だと思っていますよ。
焦る必要はありません。納得いくものをじっくり書いてください。
次作も期待しています。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この話を書こうと思ったキッカケはいくつかあるのですが、自分の作品を朗読してもらった配信で「視線ってどうやって気づくんだろう」というコメントを見かけた、というのも一つです。
やっぱり「自分が把握していない自分のこと」って怖いんじゃないかなと思います。
…最初の返信にも書きましたが、自分には手に余るお題だったなと感じています。ただ(最近投稿できてなくて)焦って書いてた部分もあったので、もう少しじっくりやればよかったなとも思ったり。
改めて感想ご指摘ありがとうございました。
また、よろしくお願い致します。
第四話「生まれた時」への応援コメント
>概ね彼女の記憶と一致していたんです。
ここは「お母さんに確認してみると」など、母子が一緒にいる場の話であることを提示しておいた方がわかりやすいかと。
でないと、「彼女感動した」が、後で話した際のことのようにも読めます。多分二人一緒に話を聞いてる……んですよね?
>って彼女は思いました。
あれ?
母親が子供に聞いてる話なんですか、これ。
てっきり主人公(医者か何か)が、子供に聞いてるのかと思いました。前半で話の主語をはっきりさせるべきです。
>三・四歳を過ぎると
「・」の使い方が誤りと思われます。
「中黒」でご確認を。「三、四歳」でよいかと。
>何かの手が自分の身体を掴んで引っぱっていたから」って、言ったんだそうです。
ここは産婦人科医の手にも読めるので、もっと伝わりやすい表現にすべきかと。
ふううむ。
文章の不備が目立って内容が飲み込みづらいですが、胎内の記憶とか、出産時の謎の感覚とかの着眼点はとてもいいと思います。
ただ、オチは今一つ。わかりづらい以前に、何かもう一つしっくりきません。これぞというオチが来ていたら、文句なしのホラーになる素材だと思うんですが。惜しい。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
文章不備すみません…内容で悩みすぎて、書いた後の読み返しをあんまりしてなかったのが露骨に出てますね。
内容に関してはそれなりに良かったと思うんですが、たしかに「何だったんだろうか」で終わるのは弱いかもしれませんね(それはそれで怖いといえばそうなんですが)。
今の時点では何も思いつきませんが、また考えてみます。
第三話「郷土料理」への応援コメント
むうーん、いまいち。
ホラーというより怪奇譚の方向なのはわかりますが、味についても記憶についても書き込まれてないので、どうしても印象が弱いです。この手のありそうな話は、本当にあったように書き込んだ方が効果的ではと思います。
あと、ここまで割と似た展開が三連続で続いてるのも気になります。
「大学生がいなかった」「姉の電話ではなかった」「話した記憶がなかった」という風で。ワンセットで読ませるなら切り口は意識して変えた方が新鮮味が出るかと。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
この味覚と嗅覚に関する話、一番最初の案は「普通は絶対に口にしないもの(人肉とか?)を何かの拍子で食べてしまったが、なぜか懐かしいと思ってしまった」みたいな感じでした。でも、そこまでの過程が思いつかなかったのと「ただのやべぇヤツじゃん」みたいな結果になりそうでボツとなりました。
そこでもっと日常的?で、あり得そうな話にしたんですが…文字数の配分が上手くいってなかったですね。
第二話「なんの音?」への応援コメント
犯人はAIぽいですね。
まあ逆に電話してくるのか?と思いますけどw
「姉ではない」は予想通りでしたが、細かな部分で想像が膨らむ点は悪くないです。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
「姉の手の込んだイタズラ」という想像をされた方もいらっしゃいました。描写だけ見ると不気味なんですが、現実的な可能性を考えると途端に怖くなくなりますねコレ…
第五話「異覚」への応援コメント
五感に焦点を当てるというのは、また面白い試みですね。
そして、最後の異覚。
確かに人間の五感が全ての事象を捉えているわけではないし、捉えそこなったものを自らの記憶で補うというのはありそうです。
そして、その人知を超えた何かをそのまま認識できるなら……。
五感を扱っていながら、最後は五感の外に視線を向けさせるというオチがばっちり決まっていて面白かったです。
作者からの返信
コメントありがとうございます(あんまり返せてなくてスミマセン)。
この話を最初に書いたので他4話がおまけみたいになっちゃいましたが、いい感じに不気味に書けたと思います。
実はタイトルの方が悩みました、なんかもうちょっと捻りがないかなって。
結局パッと思いついた「異覚」以外には、ほぼ何も思いつきませんでした(あとは「怪覚」という案もありました)。
第一話「見えるものしか」への応援コメント
テーマが「感覚」というのは、挑戦的で面白いですね。
確かに嗅覚や味覚主体のホラーは読んだことがありません。今から楽しみですw
さて、今回の話は正直イマイチ。
大学生が合流した時点でこの展開は読めました。
二段オチの方も、そこまで怖くないというか、唐突と言うか。
「あると思っていたものがない怖さ」は、もっと抉りに行っていいと思います。
例えばそうですね……語り手の写真を撮るのではなく、相手の写真を撮って見せるとか。「写っているかどうかは教えない」というオチでもいいかもしれません。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
今回はちょっと自分には難しかったです…
まず最終話を思いついてから、あとの話を書いていった感じなんですがメチャクチャ悩んでしまいました。
そうですね、少し無理矢理すぎた感があります。二段オチ?にせずに、普通のお話形式でよかったかもしれません。
もっと根本的な、そんな場所(肝試しに行ったところ)そもそも存在してないとか。それはそれで、そこまでの持っていき方で悩みそうですが…
第二話「なんの音?」への応援コメント
お姉さんの手の込んだイタズラ……と片付けてしまうのがもっとも簡単な理解方法なのでしょう……。
しかし、もしそうでなかったら……。
この日常と非日常の中間に置き去りにされる感じがとても好きです。
それから声にかぶさるスロー再生ノイズ、この恐怖描写がたまらなくおぞましくてイイですね。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
イタズラだと思うと、なんか怖くなくなりますね(そこまでして何がしたいんだよっていう意味で)笑
電話に関する怖い話はありがちではありますが、やっぱり怖いです。
第五話「異覚」への応援コメント
以前書かれた作品も拝読している者です。
このじっとり漂う怖い雰囲気が好きです。今回も怖くて楽しめました!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
お題が難しく個人的に納得いっていない部分も多いですが、楽しんでいただけて嬉しいです。また「カメラ編」でもコメントしてくださり、ありがとうございました(返せてなくてスミマセン)。
もし気が向きましたら、他のお題のものも是非ご覧ください。