後編への応援コメント
企画より拝読。
クトゥルフ風味とある通り、オカルトの物語ですね。
物語の骨格としては北だと思うのですが、掘り下げ方で西寄りに傾きうるなと感じました。
礼菜が仁屋の誘いに乗ってそちら側の世界に行ってしまうのが仁屋の魔性によるものか、礼菜自身に素質があったのか読み取りきれなかったので、その掘り下げが物語全体を通してなされていると深みが増す気がしますし、特に後者の筋でうまく掘り下げると、西の香りが強くなる気がします。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
ご指摘、ありがとうございます。
ストーリーの流れのほうに重点を置いていたため、
ご指摘の掘り下げ部分は不十分なところですね。
なんとなく、それなりで流してしまったといいますか。
今後の参考にしたいと思います。
後編への応援コメント
あらすじやタグをまったく見ない人なので、「おお? 何だこの展開」と後篇にびっくりしました。
現代ドラマかと想って読んでいました(笑)
海に面している生簀という舞台装置がひじょうに良いです。絵になるというか、太陽が沈んだ時の暗闇が、文字の向こうに見えます。
この世とあの世の境。怪物が現れるのにふさわしい。
企画の文字数条件からは外れますが、倍の長さにして、釣った魚の数と死者数の関連性を、もっと徐々に、そして劇的なかたちでヒロインが気づくと、妖しさマシマシでさらに映えるものになったかもしれません。
こちらは北ですね。面白かったです!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
逢魔が時に正体を現す魔の者の背景を考えたときに、
夕暮れの海、弱りゆく太陽、逆光のシルエットのイメージが浮かびました。
ストーリーのご指摘は確かにその通りですね。字数の都合もあって、急ぎ足の展開になってしまいました。次回からの参考にさせていただきます。
ありがとうございました。
後編への応援コメント
方角企画から参りました。コメント失礼します。
クトゥルフ神話は少しかじっていたので、タコ坊主さんが怪しいな と思って読み進めていましたが……主人公をあちら側へ引きずり込んだのは、仁屋さんの方でしたか……。
優しい顔で誘うのは、彼らにとって手っ取り早いというか、楽なのだろうな なんて思いました……。
方角は私も真北を感じました。「どうなっていくのだろう」と気になる展開に、とても惹き付けられました。面白かったです!
作者からの返信
コメントありがとうございます。
タコ坊主氏は、仁屋の手下みたいな位置づけですね。
本格的なクトゥルフ神話だと、人間は相手にすらされない感じですね。
なので雰囲気だけの、なんちゃってクトゥルフです。
後編への応援コメント
方角企画から参りました。
面白かったです!
クトゥルフ&魚と言われて即インスマスかなと思ってしまった自分の先入観が憎い……。これは真北って感じですね。
ホラーは門外漢なので素人意見ですけれど。
たぶん好みの分かれるところだとは思いますが、オチは「重大事件スクープ欲しさに仁屋老人の口車に乗ってしまって、自分も真っ黒の異形になる」か、「釣り堀に行くのを辞めたら、いつの間にか元通り廃業していた」のほうが怖いかなと思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
インスマス、あれはインパクト強いですよね。
元通り廃業オチは少し考えましたが、自分も黒くなるラストは思いつきませんでした。勉強になります。
ありがとうございました!
後編への応援コメント
方角企画から失礼いたします。
ジャンルがホラーだったので、ある程度覚悟をもって読み進めていたのですが、魚の数=死者の数になるとは予想外でした。
仁屋は死神だったということでしょうか。
悩みを抱えている主人公が誰かと出会い、その出会いがきっかけで主人公が変わる、という流れは北の方角的だと思いました。ただ、西の方角も少し感じられる気がします。
真北か北北西辺りの作品になるのかな、と思いました。
作者からの返信
コメントありがとうございます。
そうですね、仁屋は人外の魔の者だったという設定です。
方角の指摘もありがとうございます。
他の方にも感想をいただいたのですが、
真北から、ちょっとだけ西に寄っているのかもしれません。
西はあまり意識していなかったので、
作者と読者の感じ方の違いなのかもしれません。
参考にさせていただきます。