私の創作性の半分は「風の谷のナウシカ」で出来ている

加藤 良介

"序章"と言う名の思い出話し

 皆様こんにちは。加藤良介でございます。

 今回は「風の谷のナウシカ」について、好き勝手に書いていこうと思います。しかも連載で。

 我ながら実に無謀な試みです。

 ですが、「やってみる価値はありますぜ」


 本作には私の個人的な思いで話しが、ふんだんに盛り込まれておりますので、その点ご了承ください。

 後、ネタバレ120%で参ります。

 ってことで始まり始まり。


 いつも通りですが、「風の谷のナウシカ」についての説明はいいでしょう。

 現代日本人の常識です。

 知らない奴は某国のスパイだ。いや、某国のスパイですら知っていると言っても過言ではないでしょう。それほどの作品です。

 見たことない方は、今すぐブラウザバックしてアニメを見てきてください。できれば原作漫画も読んできてください。



 原作者は宮崎駿。

 日本が生んだ天才アニメーターであり、アカデミー賞授賞監督であり、脚本家であり、漫画家であり、ド左翼老〇おじいちゃんです。昨今、これだけパンチの利いた人もいないでしょう。まさに戦後日本を代表する怪物的天才クリエイターです。


 私とナウシカの出会いは小学生の頃でした。

 毎度おなじみ「金曜ロードショウ」で観たのが初めてでしたね。それはもう、一発でKOされました。

 その後何度、録画を見直した事か。

 子供って「アンパンマン」とか「クレヨンしんちゃん」とかのアニメを、何度も何度も見直すじゃないですか。おんなじ話を飽きもせずに。

 私にとってはナウシカがそれでしたね。

 数えたことは無いですけど、これまでに100回以上は見てます。たぶん。


 高校生の頃は、約120分ある劇場版「風の谷のナウシカ」の全ての台詞を諳んじておりました。

 これを友達に話したところ、当然のように「やってみろ」という話になり、そこから延々と私の一人ナウシカ劇場が始まったものです。

 ユパ様の「また村が一つ死んだ」から始まり、クシャナ殿下の演説「我らは辺境の国々を統合し、この地に王道楽土を建設するために来た」と続き、最後は大ババ様の「おおっ、古き言い伝えは誠であった」まで全部。本当に全部の台詞を唱えました。


 今更ながら、だいぶ気持ち悪い奴ですね。私って・・・まぁ、やってしまったことは仕方ありません。切り替えていきましょう。

 友達は感心半分呆れ半分って感じでした。

 あいつらもよくも最後まで聞けたものです。台詞だけでしたけど、小一時間はかかったと思います。私の愛情あふれる渾身の演技のお陰に違いない。うんうん。

 


 私の思い出話はこれぐらいにいたしましょう。

 本稿はアニメ劇場版「風の谷のナウシカ」と、原作漫画版「風の谷のナウシカ」を両輪として進めていこうと思います。

 漫画版は読んだことが無いという方も多いいかもしれません。

 結構長いし、なにより難しい。実に難解な作品へと変貌いたしております。しかし、日本を代表する傑作漫画であることは疑う余地はありません。

 ですので、出来ればお読みいただけるとありがたいですね。

 ( `ー´)ノ。ジブリの回し者かい。


 他の参考知識として、YouTubeで岡田斗司夫氏が「風の谷のナウシカ」の解説動画をUPしておりますので、こちらもお勧めです。全部見るには数時間かかるという超大作。

 ( ゜Д゜)ノ。斗司夫の回し者かい。



                続く

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