第7話 三人視点 放課後

ルーカスが最近やたらと帰りが早い。

この前も何かおかしいと思ったけど...


ついに今日ユーリが先に口を開いた。

「ねぇ、もしかしてだけど最近ルーカスが機嫌もいいし、帰りが早いのってさ、、」


三人で顔を見合わせてお互いの考えを確信する。そしてそろいにも揃って勢いよく


「ユリア!!」


と言った。



ルカ 「ユリアの場所絶対に見つけてるよね。あいつのことだから俺らに言わなさそうだし」


ガイアン 「僕ら信頼はされてるけど、ユリアが関係するとなにも言えないしね」


ユーリ「ねぇ!明日ルーカスについてってみようよ。もしかしたらユリアに会えるかも!」

と嬉しそうに言った。


ガイアン 「そんなことしたら、ルーカスに殺されるよ」


ルカ 「でも本当にいるかわからないじゃん。ユリアが元気にしてるかだけでも気になるし...」


ユーリ 「私も、ユリアも私たちに会いたいとおもってるはずだよ。同じ気持ちだと信じてるし....」


ガイアン 「確かにね、僕たちはユリアに会いに行くんだ。ルーカスに反抗するためじゃない。本当にユリアがいたら嬉しいよね」


ユーリとルカ

「じゃあ!明日の放課後に私達の馬車に乗ってこっそりルーカスを追いかけよう」


「うん」





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