出会うことで運命の輪は回り始める。

愛した人、最愛の妻を亡くした主人公は自らを『疫病神』と呼ぶほど荒み心を閉ざしている。
だが、一人の女性との出会いは確実に主人公の心にさざ波を立て、それは静かに広がっていく。それが幸せにつながるのかはわわからないけど。

還暦を超えている二人の今後が気になる作品です。年齢を重ねたからこそつむげる物語があることを感じさせます。