第13話

「ごめんなさい」


「はい、ごめんなさい、

 を確認しました。

 ゲームは終了です。

 いかがでした?」


拘束が解かれたので、

いそいで目隠しを取り、

辺りを見回していた。


男は既に消え、

いつもの人形なフレになっていた。


「ゲームはやりたくない

 って言ったんだけど。」


「どうせ暇なんですから

 いいじゃないですか。」


「確かに暇だったけどね、

 命の危険をリアルに感じたい

 人なんていないだろ?」


「大丈夫です。

 死にませんから。」


「死ななきゃいい、でもないよ」


「あーあ、暇ですね。

 テレビゲームでもやりますか?」


END1 単調なゲーム終了


初めから→[第1話へ]

エンドは全部で5種類あります。

  • Twitterで共有
  • Facebookで共有
  • はてなブックマークでブックマーク

作者を応援しよう!

ハートをクリックで、簡単に応援の気持ちを伝えられます。(ログインが必要です)

応援したユーザー

応援すると応援コメントも書けます

新規登録で充実の読書を

マイページ
読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
フォローしたユーザーの活動を追える
通知
小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
閲覧履歴
以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録無料

アカウントをお持ちの方はログイン

カクヨムで可能な読書体験をくわしく知る