第25話 活字の可能性

活字とは 別天地にも いざなえる 可能性こそ その醍醐味よ


手書きにて 書かれし文字を 活字にし 雑誌に載せて 売られしあの頃


不当語は 活字にすべき ではないと 鉄道雑誌の 大御所述べり


ありえないこと いまここにあり これぞ活字の 醍醐味よ


フィクションつくるに 役者はいらぬ 活字の列が あればいい


過去も未来も 星座も今も 活字があれば 描けます


夏に冬 冬に夏でも 活字さえ あれば自在に 描けるものよ



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