KAC20247は『色』!
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なるほど、『色』……『色』ですか……!
逆にお題が何でもありすぎて困る……!
贅沢な悩みとともに書き始めたこのお話は、まともなネタが枯渇して、何を書いたらいいのかわからなくなっていた時期に投下されたお題でした。
お題がシンプルかつバリエーションのあるものなので、こじつけようとすれば何でもいけそうだと思っていましたが、確かこの時期はスランプ時期でもあったはずです。
何を書いたらいいのかわからないよドラ◯も〜ん!
自分に何が書けるのかどうかもわかってないよド◯えも〜ん! 小説書くのってこんな難しいと思わなかったよ〜! 小説スラスラ書ける道具出して〜!!!(本気)
と呻きながら、何とか期限に間に合わせる為にも、見切り発車で書き始めたこの話。
着想の元になったのは、「婚約破棄」「望まない婚姻」でした。
お金の為にかなり歳の離れた男性と愛のない結婚をさせられそうになる……というシチュエーションはよく見かけるけれども、もし、その縁談相手の倫理観がちゃんとしていたらどうなるだろう? と考えた覚えがあります。
この時期は、何とかインプットを増やそうと考えて、名作洋画を見まくっていた気がします。ノリや展開が洋画っぽいのはその影響だと思われます。ただ、直前に見ていた映画は『ショーシャンクの空に』でした。……どうしてショーシャンクの空にを見た後にこの話が出力されるのか不思議ではありますね。なんでだろう。
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【KAC20247】黒髭ブランドンとヘイウッド商会 - カクヨム https://kakuyomu.jp/works/16818093074099035787
ほのぼのなヒューマンドラマ? 系な話です。別に誰かが恋をするわけでもないけど、なんかあったかい、こんな働き口があったらサイコー! という思いを込めました。ただ、今見ると冒頭の『望まない婚姻』のターン、もうちょい別の形でも良かったのでは? とも思いますね。黒髭ブランドンさんに結婚願望がある感じでもないし、物語としての必然性に欠けてる気もします。でも、まあ、ハッピーエンドだからいいのだ。これはこれで味がある気がするし、まあ、うん、いいことにしよう。
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この話を書いていたとき、自分が登場人物の立場になって考えるということを始めてみました。何をどう書いていいかわからないスランプ状態に陥っていたので、仮置きするような感じで、自分の倫理観や考え方を、登場人物に当てはめてみることを始めたわけです。
例えば、私がめちゃくちゃ金持ちの男性だったとします。そして、年端もいかないかなり年下の女の子を、明らかに私の金目当てで結婚相手の候補として紹介されたらどう思うだろうか?
そんなふうに当時思考を巡らせました。
結論から言うと、この子の親、ヤバ…………! とドン引きします。だってヤバくないですか? 自分の娘を何だと思ってんでしょう。娘が結婚したいって本心から言うなら若干話が変わってきますが、それにしても成人してからでしょう。
倫理観や常識というのはその時代にも応じて変わってはきますが、できれば金より娘の方を大切にする親が大多数であってほしいです。
子供を食い物にする大人もいないようになったらいいなと思います。私は特に子供好きではないですが、子供が屈託なく笑ってる社会って素敵だと思います。
KAC20247は、様々な着眼点からのお話が多く投稿されていて、楽しかった覚えがあります。次のお題もこういう幅の広いものがいいなあ! と思っておりました。
今思い返すと、KAC2024、すごく楽しかったですね。短い期間に締め切りとお題が発表されて、次々と書いていくって、面白かったです。
同時期に色んな方がご参加されるというのもすごく新鮮でした。同じお題でも切り口や着眼点が全然違って、目から鱗がポロポロ落下しまくっておりました。趣味で小説を書くようになって一ヶ月も経ってない頃に、KAC2024というお祭りに参加できたのは本当に良い経験でした。登録時期的に皆勤賞は達成できませんでしたが、参加してよかったです。
最近長編にかかりきりで、短編書けてないですね。書きたいけど余裕がないよドラ◯も〜ん!
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さて、話が変わりますが、私はカクヨム様に登録してから、手当たり次第に色んなジャンルの色んな話を書こうと躍起になっています。
別に、『私はこんなジャンルも書けるんだぞ( ・´ー・`)ドヤ……』みたいなことをしたいわけではないです。
むしろ実態は逆で、苦手分野に立ち向かおうとしてホラーっぽいの書こうとしてダダ滑りした話とか……エモくしようとして失敗して薄味になっちゃった話とかもあります。どちらかと言うと色んなジャンルを手当り次第やってみた結果割と高確率で恥をさらしております。
そして私は所詮初心者の素人なので、とにかく数をこなして、筆力を上げたいという目的で色々やっています。今挑戦しているコンテストも、勿論入選目指して頑張ってはいますが、『長編をちゃんと最後まで書き上げる』という経験欲しさにやっている側面が大きいです。
グロテスクなのとか、しんどい展開書くの苦手なので、それに立ち向かうべく頑張っています。苦手だからって避けてたらいつまでも成長はできないから……!
でもしんどいものはしんどいです。辛いものは辛い。なんで私は趣味で苦しんでいるのだろう……? 苦しむのが楽しい癖の持ち主ですか……?
冗談はともかく、私は、自分の感性に自信がないです。これは面白い! と確信したアイデアでも、次の日起きたら『何やこれ何もおもんないわ!』と思うことが多々あります。
様々なことにチャレンジして経験不足だけでも補えたら、今よりはマシになるんじゃないかと思いつつ、日々頭を悩ませています。
やっぱり、実際に書いてみたら自分の実力がわかります。今まで読んできた素晴らしい作品の足元に及ばないどころか、作品としての体を成そうとするので精一杯。物語一個を書き上げるのがこれだけ大変だったなんて思わなかったです。
外付けの脳みそがあと一億個くらいほしいです。そうすればようやく名作が生み出せる気がする……。
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