太母の見る夢

イ重カレナ

はじめに

  ゲームブック型シナリオサプリメント。SNEから二年に一冊のペースで出されている、ソードワールドではおなじみの存在。

 しかしやはり、二年に一冊というのはなかなかスパンが長い。なので「早く次のゲームブック出してくれ」という"待ち"の時間が生じてしまうもの。

 そこで私は「いっそ自分で作ればよくね?」「でもいきなりは怖いな。参考にしたいから同人でゲームブック出してる人探してみるかな」と思い、調べてみたところ……BOOTHにて、電子書籍を販売している方がいた。




 ということで、ヴァイスシティ再走の予定を変更して、今回はサークル『hello-wonder』様より発刊されている『プラリファレイトルインズ―ルーンフォークの太母―』のソロプレイを行なう運びとなりました。(念の為、作者様にリプレイ公開の許諾は得ております)

初期作から15レベルまで遊べる、と宣言されており、中々のボリュームであることが想像できますので、もしかすると一年程度では完結しないかもしれませんが。

 たまにはそれくらい高レベルまで駆け上がっていくキャンペーンもいいかな、と思っています。公式から出るゲームブックとかシナリオとか、高くても11レベくらいが上限値なんですよね、今のところ。


 さて、これを書いている段階(PCの初期作成を済ませただけ)では、作品の販売ページに書かれているあらすじ以外のことは、私も把握していません。

 故にそう多く語れることもないので、さっさとレギュレーションの解説を済ませて、本編に移りたいと思います。


〔1."剣の恩寵"有り〕

 PCそれぞれ、一回の遺跡攻略ごとに一回までとしています。

 知らない方向けに説明しておくと、『自身が行為判定を行なう直前に使用を宣言すると達成値+4』または『他人の行為判定の結果を見て後出しで宣言すると達成値+2』となる、『キャラクタービルディングブック』と『アウトロープロファイルブック』記載の追加ルールです。


 ソード・ワールドをよく遊ぶ方なら、これがだいぶエグい補正だということが分かるかと思います。なので私も、本当にこれ使わないと無理かもしれん、という時(生死判定送りが見えたり)以外は使わないようにはします。


〔2.サプリは全導入〕

 現在SNE公式より発刊されているデータサプリはほぼすべて導入しています。

 特定地域を対象としているもの(『ドーデン博物誌』『アルフレイム見聞録』あたり)に載っているデータについては、整合性が取りにくいので、おそらく使用しないです。


 ちなみに記載によると、このゲームブックを遊ぶのに必須となるのは、基本ルールブックⅠ~Ⅲだけの模様。お財布に優しいデザインですね。


〔3.リプレイ一章ごとに処理の簡易ログも同時投稿〕

 今回はがっつり、小説風形式にてリプレイを書き上げていきます。

 そうするにあたって、システム処理の詳細をかなり省略することになります。しかしそれだと、読者の皆さんは『で、結局このゲームブックはどういうシステムで進行してるんだ……?』となるかと思いますので、処理だけをまとめたログも投稿していきます。

 詳細部分が気になる方は、そちらも併せてご確認ください。


〔4.使用PC〕(どちらもポイント割り振りにて作成)

 エルレウム・クルセナス/ナイトメア(ソレイユ)/男/15歳

 初期技能:ファイター2 スカウト1 エンハンサー1

 戦闘特技:《武器習熟A/ソード》

 [https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=Oc4RUo]


 ルフィナ・フルセルシア/スノウエルフ/女/17歳

 初期技能:プリースト(アーデニ)2 セージ1 バード1

 戦闘特技:《呪歌追加Ⅰ》

 [https://yutorize.2-d.jp/ytsheet/sw2.5/?id=Kgcy7Y]

(URLはゆとシートへのリンク)


 せっかく小説風にするなら、NPCだけでなくPC同士での会話も入れたいなと思い、2PCでプレイすることにしました。

 『アーケインレリック』にて初登場となっている、希少種族のコンビです。正直「使いてェ~~~」という気持ちだけで選んだので、シナジーとかはそんな考えてないです。

 強いて言うなら、あまり攻撃能力の高くないルフィナの方は、種族特徴での火力支援が地味に活きそう……かなぁ。バードも備えて、神聖魔法でやることが無い時でも選択肢が多くなるようにしているので、いろいろ器用にこなさせようと思います。

 エルレウムくんは一生殴ります。《マルチアクション》【ウェポン・マスター】《両手利き》とか変則的な動きをするかもしれませんがとにかく殴ります。



 事前に語るべきことはこれくらいでしょうか。あとは、簡易ログの中であれこれ話そうと思います。


 それでは、呪いと祝福の旅路、機械の遺跡の物語をお楽しみください。

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