第1章:青城高校集団透明化事件
第1話:来たる文化祭、黒の衝撃
大澤夏樹:中央グラウンド 6月3日 金曜日 16:46 PM
土煙を切り裂き、ボールがグラウンドを駆ける。
美しい弧を描きながら地を這い、最終ライン裏のスペースに向かう白黒のボールには、初夏の太陽が煌めいている。
俺は右にフェイクの動作を入れ、青いユニフォームを着た敵選手の視界から消失した。燕脂色のユニフォームが揺れ、一迅の風となる。
スコアは2対2。延長戦後半が間も無く終了しようとしていた。
選手達は既に体力の限界を超えており、勝利への欲望だけが彼らを走らせる最後の燃料だ。
(これが、最後のチャンス……!)
俺は最終ラインを抜け、迫り来るスルーパスの軌道に合わせて強く加速する。
硬い地面をスパイクが削り、大腿四頭筋が収縮と膨張を繰り返しながら、俺の大きな身体を前へと押し出す。加速する身体、上がる体温に反比例して、視界はスローになり、余計な情報が遮断された頭は冷静になってゆく。
この瞬間、俺はあらゆる柵から解放され、相手の命を刈り取る獣と化す。
相手からゴールを奪い、敗北という死を突きつける燕脂色の獣。
突然、右側から強烈な殺気を感じ取った。
首を振ると、右側から6番が猛然とプレスに来ているのを視界の端に捉えた。
6番は、俺よりやや低い177cm位だが、かなりの筋肉を纏っていおり、ピタリと体に張り付いた青色のユニフォームが、筋肉ではちきれそうになっている。
右腿に鈍い痛みが走ると共に視界が揺れ、右側から6番の腕が伸びる。
(このままではスルーパスに間に合わない……!)
右腿に矢印が刺さる。
どさくさに紛れてモモカンを入れようとする6番の殺気を感じ取ったのだ。
俺は必死に体をぶつけ合い、6番の鳩尾に、審判から気取られない程度に軽く肘を入れた。
「ぐ……っ!」
悶える6番の声が耳元で聞こえたのと同時にプレスが弱まる。
その隙を逃さずに6番の前に躍り出た。残るは相手キーパーのみ。
左から迫るボールの軌道とキーパーの重心を確認すると、より一層の集中を自分に課す。
相手キーパーも消え、俺の世界には、ボールとゴールしか無い。
この全能感にも似た孤独な世界を、俺は愛していた。
右足を振り抜いて相手キーパーの重心と逆方向、ゴールの左下隅に叩き込んだ。
ボールの芯をとらえた鈍い音、足の甲に走る心地良い痛み感触と共に、これ以上無い重みのあるシュートが発射される。
(決まった……!)
俺は、ゴールを確信した。
しかし響いたのは、得点を告げる福音ではなく、ポストを叩く無機質な金属音だった。
それと共に、現実へと引き戻され、世界が崩壊する。
「くそっ!」
血の気が引き、高所から落ちるような感覚。
夏樹は必死の思いでルーズボールを拾おうとするが、数秒の差で体勢を立て直した6番にクリアされてしまった。大きな楕円形の軌道を描いてピッチを切り裂くロングフィードを、敵中盤選手が収める。
「カウンターくるぞ! ディレイだ!」
必死の叫びも虚しく、敵中盤選手が周囲のプレスよりも早くボールを供給し、フォワードが裏へと抜け出す。
その展開は、奇しくも先程の俺と長谷川先輩の連携と同じ構造だ。
(嫌だ……負けるのは嫌だ……!)
点数が決まる時の確信に近い絶望を感じた。
前へ飛び出したゴールキーパーを抜き去り、敵選手は冷静にゴールにボールを流し込んだ。相手チームの歓声とベンチの叫声が弾ける。
肩を落とすチームメイトを尻目に、俺は自陣ゴールまで走り戻るとボールをセンターサークルまで手で運び、試合を即時再開しようとする。
しかし無情にも、試合終了を告げるホイッスルが鳴り響区と同時に、相手チームの歓声の大きさが増し、不快に耳を突き刺す。
先輩達はピッチに倒れ込んで涙を流し始めた。
彼らの最後のインターハイが終焉を迎えたのだ。
他でもない俺のミスのせいで……
手からサッカーボールが零れ落ち、低く跳ねた。
試合終了後、互いの選手達が握手を交わす中、俺は敵選手から声を掛けられた。
「お前、わざと肘ぶつけたろ。それで外しちゃ世話ねぇな。」
ニタリ笑う顔は、日に焼けて浅黒い。厚い唇がニキビで覆われた顔面から言葉を発しており、勝利の興奮からか、乱れる息が気色悪い。
「お前が外してくれたおかげで勝てたわ。ナイスパス!」
低偏差値高校なりに頭を使ったらしく、互いの健闘を称え合うかのように爽やかな笑顔で、俺にしか聞こえないように小声で話す6番。
俺は何も言わずに彼を真っ直ぐ見据える。
「7番も決定機外しまくってたし、ヘタクソばっかりだな、お前のチーム」
身体の底から何か黒い物がゆっくりと這い上がるのを感じる。
側溝に溜まったそれは、傷口から侵入して心を破傷風に感染させる。
それは免疫力を超越していて抗う事などできない。
一通り言い終えたようで、仲間と肩を組みベンチに下がろうとする6番の背中を、
「テメェ……!」
俺は、思い切りスパイクで蹴り飛ばしていた。
「ぐわ……!」
後ろから蹴られて前へ倒れる6番。硬いグラウンドに嫌な音が走る。
その草食動物的な貧弱さを感じさせる無防備な背中が、俺に眠る捕食本能に火をつけた。起き上がる隙も与えずに馬乗りになると、拳を顔面に振るう。
骨と骨のぶつかる感覚。初めて殴った人間の顔は思ったよりも骨張っていて、殴るたびに手の甲に痛みが走り、その痛みが更に俺の怒りを助長する。
周囲にいた敵チームも俺のチームも全員が驚愕していたが、すぐに我に帰り、俺を止めようと迫った。手背に液体がつく感覚の中、先輩達から羽交い締めにされるが、本来と違う方向に関節が向けられる感覚が不快で、怒りは更に駆り立てられる。
筋肉質な腕を払い除け、右拳をふり折ろうとしたその瞬間、
「やめろ、夏樹!」
聞き覚えのある声に振り返ると、7番の赤いユニホームを着た長谷川先輩が俺を見つめていた。その悲しそうな姿を見て、我に帰った。眼前には血塗れの顔面。
鼻血と口からの出血。
目の下には青紫色になりつつあるアザがあり、涙が溢れている。
右手が、痛い。
————————
「停部……ですか……」
俺はユニフォーム姿のまま、部活棟前の水道で顧問から宣告を受けた。
横並びで階段に腰掛けるのは、加藤先生。心なしか日に焼けた肌に刻まれた皺が増えている気がする。
「本来は訴えられてもおかしくないんだぞ! 向こうの選手達が、6番が言った事を聞いていたから良かったが……」
鼓膜を叩く強い口調で、俺はやってはいけない事をしたのだと再認識させられる。
「すみません……」
「謝るなら、俺ではなくて相手選手と、お前のチームメイトだな」
グラウンドを見つめる加藤先生の先では、部員達が試合の後片付けに入っている。
彼等はチームメイト全員で相手に謝罪した後に、本来は敵味方共同で行う後片付けを全部担うと言ってのけた。
理性的な彼等への劣等感で、俺はより一層黒く沈んでいく。
冷たい風が吹くと、彼は手の甲に痛みが走った。
両手の甲の皮がむけ、ピンク色の肉が顔を覗かせている。
(何やってんだろう……俺)
にじむ視界の中、俺は煙の匂いを嗅いだ。ほんのり、レモンのような匂いもする。
「何、してるんですか……」
鼻声で上擦った声に辟易しながら、横にいる先生に視線を向ける。
「見りゃわかんだろ。タバコ吸ってんだよ」
「校舎内全面禁煙っすよ……」
「だからだよ。これで俺もお前と同じ校則違反者だ」
煙を吐き出す加藤先生。
「今後またお前がやらかしたら、次は職員室でタバコを吸う。それでもやらかしたら次は校長室で吸う。俺を犯罪者にしたくなかったら、二度とあんな事するなよ」
「はい……」
加藤先生はそれ以降何も言わずにタバコを吸う。
その横顔は少し寂しそうで、昔見た父の表情に少し似ていると感じた。
「ちょっとお願いがあるんですけれど、いいでしょうか……?」
俺は、沈黙を打ち破り、一つ無茶を承知でお願いをした。
————————
グラウンド整備が終わり他の部員が全員帰った後、俺は申し出通り自主練習を始めた。前髪の隙間から見える夕焼けを一瞥し、コーンを運ぶ。
並べたコーンをダブルタッチタッチで抜き去り、耳に流れる風と前髪が持ち上がるのを感じながら、右に体勢を流して左下のコースへ打ち込む。
乳酸が溜まった両脚がやけに重く、動きにキレが無い。
悔しさ、後悔、怒り、恐怖。
そんな思いを吐き出すように、一本一本のシュートに感情を込めてボールを蹴り込む。
この行為は感情の排泄行為に近い。
溢れる涙をそのままに、嗚咽することも躊躇わず、ひたすらに右足を振るう。
しかしシュートは大きく枠を外れ、部室棟と本校舎を繋ぐ渡り廊下に消えて行った。
肩を上下させながら、部室棟まで歩く。
スパイクのポイントがアスファルトで削れる音が喧しい。
(今更こんな事をしても、負けという事実は変わらない)
心の底から湧き上がる冷静な自分の声。彼は全て忘れ去りたい俺に、どうしようもない現実を突きつける。涙を流したまま、自動販売機の前を通り過ぎるが、ボールが見当たらない。
「これ、貴方のボールよね?」
透き通るような声だった。
俺がその声に振り返ると、ボールを手に抱えた女子生徒がいた。
身長は、俺より少し低いくらいで女子生徒としては高水準だろう。
すらっとした縦長の体格に着た白調のセーラー服が、黒い絹の様に艶やかな長髪を強調している。透き通る様な白い肌にシンメトリーに配置された漆黒の瞳が、俺を真っ直ぐ見据えていた。
「……泣いてるの?」
「え……?」
その刃物の様な鋭い美しさに目を奪われ、自分が泣いている事すら頭から霧散していた。慌てて涙を拭う。
「兎に角、これ。貴方のボールよね?」
「うん……ありがとう……ございます」
彼女からボールを手渡される。白く細長い指が少し、俺の指に触れた。
「文化祭前日でさえ試合があるなんて、可哀想ね。サッカー部」
「まぁ、そうっすね……」
緊張や涙を見られた羞恥心で、うまく返答できない。
そんな俺をよそに、彼女は距離をとった。
「ねぇ。そのボール、あたしに投げてみてよ」
「は……?」
「いいから。早く」
「う、うん……」
彼女の膝くらいの高さに、優しくボールを投げる。
彼女の黒い髪が流れ、はかなげな細い脚が動くと、インサイドで運動エネルギーを吸収した。吸い付く様なトラップ。その後、ボールを身長程に浮かせてヘディングを放ち、ボールは25度の軌道で俺の手元へと飛び帰った。
「す、凄いな! 経験者……なのか?」
俺は、笑顔で声を張り上げていたのに気づく。その表情が間抜けだったのか、
「ようやく、笑った」
彼女は、真っ直ぐに微笑んだ。夕風が吹き抜け、直ぐ横に生えた柳の梢が揺れる。
風だ。彼女の笑顔は夏に吹く風に似ている。
「私の文化祭で、つまらなそうにしている人を見たく無いの。明日、楽しんでね」
踵をかえして夕陽が反射する本校舎に消えていく彼女を、俺は呼び止めた。
「な、名前……! 名前を教えてくれないか!」
「西園寺薫。またね、大澤夏樹くん」
————————
一通り片付けを終え、昇降口で履き替えていると、マネージャーである吉田楓と鉢合わせた。茶色がかったミディアムヘアーに大きな黒い瞳が、活発さを印象付ける。
数十年前から変わらない古い紺色の部活ジャージも、彼女が着ると様になるのが不思議だ。
大きなジャージと小柄な体格の対比から子供っぽさを感じそうだが、学年でも上位に入る成績を維持する文武両道の優等生だ。
「先輩、まだいたんですね。お、お疲れ様です……」
その視線は俺を捉えずに明後日の方向を向き、声が震えている。
「お疲れ。それじゃ……」
うまく彼女と目を合わせられないまま、去ろうとする。
暴力事件を起こした俺のような男が話して言い訳がない。
「ま、待って下さい!」
しかし、彼女に呼び止められた。
「手の甲…そのままだと、明日楽しめないですよ。絆創膏あるんでよかったら使って下さい」
スクールバッグを漁ると、吉田は最近流行の4コマ漫画のキャラクターが描かれた絆創膏を差し出した。
「ありがとう……ははっ」
そのキャラの必死に目を潤ませる姿が先の自分と重なり、思わず笑ってしまった。
「今、ちいたんの事笑いました?アンチなんですか先輩……!」
「逆だよ逆。ありがとな」
「ならよかったです。ところで、明日、先輩どうするつもりですか?」
「明日? まぁ、停部になった事、先輩達にも同期にも言えてないから…」
「違います、文化祭の事です!」
またも遮る吉田。
「だ、誰かと回るんですかって、き、聞いてるんです……」
そのテンションの切り替わり具合に驚いて彼女の顔を見ると、サッカー部らしからぬ白い肌が真っ赤に染まっていた。先程と異なりまっすぐに俺を見据えている。
俺はその姿を見て心臓がどきりと脈打った。
「あぁ、今のところ予定は無いな」
「そうなん……ですね」
時間が止まったような静寂が昇降口を包む。
「あの、よかったら……」
「楓〜!早く帰ろ!」
昇降口のドアから女子生徒の大きな声を出しながら手招いている。
吉田と共にいる所を何度か見た事がある一年生だ。
「あぁ、もう……! なんでも無いですお疲れ様でしたお大事に!」
吉田は、顔を真紅に染めた後、ヘッドバンキング宛らに頭を下げ、そそくさと駆けて行った。
柔軟剤のような甘い香りが残穢のように漂う。
「あ、明日、先輩のコーヒーカップ乗りに行きますから!」
去り際に昇降口のドアからひょっこりと顔を出して、声をあげる吉田。
流麗な髪がさらりと揺れる。
おうと適当に返事すると、吉田は笑顔でかけて行った。
ある場所を目指して中庭へ出ると、6月の夜に生温い空気が横たわっていた。
薄暗い中庭は普段は部活後の生徒で賑わう場所だが、さしずめ明日の準備だろう。
既にどの部活も終わり、殆どの生徒が帰宅したようで、周囲には誰もいない。
漆黒に染まる周囲を、数少ない古びた外灯だけが頼りなく薄い黄色に照らし、静寂の中、俺のローファーが地面を蹴る音だけが木霊している。
暗闇とは奇妙なもので、人間を文明から分離させて原始的な生物へと回帰させる。
暗闇の中、人は平等に感覚が研ぎ澄まされ、普段は感じない音や匂い、物体に恐怖を感じるのだ。それは今の俺も同様だった。
俺は感覚が鋭い方だと自負していた。
雨が降る前の風の匂いや季節が変わる前日をはっきりと五感で把握できる。
その中でも特に、殺気に対しての造詣が深いと思う。日頃から、勝敗を決するゴール前での駆け引きをする俺にとって、人が抱える強烈な敵意や悪意は日常の一つなのだ。
俺は、殺気を矢印で捉える。試合中相手キーパーが右側を警戒すれば、相手から右側に矢印が向く。先の6番の選手とのマッチアップでは、あの鱈子唇野郎は、俺の右脚に対して明らかな殺意を持っていた。
それと同様の危険信号を今、背中に感じている。
張り詰めるような視線が背後から向けられているのだ。
(明らかに付けられている……)
追跡をする相手として6番が挙げられたが、確証が持てずにいた。
角で曲がると、教職員用道路に差し掛かる。
未だに視線は感じるが、殺意は感じない。試合中に感じる刺すような殺気ではなく、
ただ、興味を持つ相手に対して視線を向けているだけのような好奇心に溢れた生温い視線。
背後で物音が聞こえ、俺は咄嗟に振り返った。
しかし、やはり後ろには誰もいない。
音源の上を見上げると、屋上から掛かった大きな垂幕が風に靡いていた。
明日の演目を宣伝する、絵具で大きなイラストの書かれた緑色の垂幕。
(さっきの音は、垂幕が校舎とぶつかる音か?)
不完全燃焼感の中、俺はイヤホンを装着し、イギリスバンドの名曲を流した。
オアシスのワンダーウォール。後悔を歌った曲だ。今の気分に当てはまっており、気怠げで少しかすれた歌声が耳に心地良い。
教員用出口から、外に出ると信号を無視して、道路を跨ぐ。
遠くに見える繁華街が、夜凪に揺蕩う漁業船のようだ。
桜並木の間をさらに奥に進み、ドクダミの匂いを不快に感じながら草原を踏み進めると、目的地である、公衆電話ボックスを見つけた。日に焼けてセピア色に染まったガラスの中に、古びた公衆電話とカビの生えたパイプ椅子が置いてあり、消えかかった蛍光灯がそれらを照らしている。
錆び付いて開くたびに金切り声をあげるドアを開くと、荷物を電話の上に置いた。
少し鼻につく湿った空気が俺を迎え入れる。
(無いとは思うが……)
四隅に這うクモの巣に触れないようにしながら、本来電話帳が置かれるはずのスペースを探る。すると、手に小さな四角い物が当たる感覚と共に、その四角いものを掴み手元へ引き寄せた。
小説があらわになる。
(今週はやけに早いな。それに随分とタイムリーだ。)
隔週土曜日、俺はこの公衆電話ボックスで見知らぬ生徒と本交換を行う。
どうやら相手は律儀なヤツのようで、必ず土曜日に俺の渡した本への感想と共にこの場所に本を置いていく。
しかし、今回は1日早い金曜日に本がある。
加えて、俺が貸した本を探そうとするも見当たらない。
一年の夏から始まり数十回は繰り返したやりとりの中で、初めての事だ。
手元にあるのは、古典部が活躍する小説。背面の粗筋を見ると、この巻は文化祭が舞台のようだ。
しっかりと時節を意識した本のチョイスに苦笑する。やっぱコイツは気の利く人間だ。
徐に小説のページをめくると、小さな紙がひらりひらりと舞い落ちた。全身の筋肉疲労で体勢が苦しいが、狭い室内で屈んでなんとか拾い上げる。
丁寧に折られたコピー用紙を広げると、俺は言葉を失った。
『青城祭で皆が消える』
ワープロで打ち込まれた文章を呆然と眺める俺の上で、蛍光灯が点滅していた。
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