小説を書く余裕がないから、トリあーえずガンダムの話をするエッセイ
如月千怜【作者活動終了】
小説を書く余裕がないから、トリあーえずガンダムの話をするエッセイ
どうもこんばんは。如月千怜です。
仕事を再開したため、現在の私には小説を書く余裕が先週ほどありません。
ですので、
初代機動戦士ガンダム(以下ファーストガンダムと表記)でかかれた一年戦争においては、開戦初期はモビルスーツを保有するジオン公国軍が優勢だったのは、ファンなら誰もがご存知の事実です。
ですが最終的に戦局は地球連邦軍が有利になるよう傾いていき、我らが誇るRX78ガンダムをはじめとしたモビルスーツを対抗開発したこともあって、最終的にジオン軍が敗北する形で終戦します。
そんなファーストガンダムをはじめとした様々なタイトルで描かれてきた一年戦争ですが、我らが誇るRX78ガンダムが実戦投入されたのは、なんと終戦三か月前です。
その三か月間でジオン軍はすさまじい勢いで有力なパイロットを失いながら、ザクに次ぐ新型モビルスーツをモリモリ開発していきます。
(実際に工場作業現場に就職した身としては、自分でプレゼンしていても「このペースは無理があるでしょ……」と思うレベルです)
開戦からガンダムが生まれるまで半年以上の間、連邦軍の存続を守り抜いたのは、なんと航空機達です。
その中でも、本編に登場こそしなかったものの、富野監督の命名センスが光る一機がいます。
それは「トリアーエズ汎用戦闘機」です。
……この名前を聞いて、ピンときた方は、すごいです。
そう、我らがゴッドファーザーである富野由悠季監督は
「とりあえず宇宙戦闘機の設定を考えよう」→「語感がいいから、この戦闘機はそのままトリアーエズという名前にしよう」
という、安直なように見えてセンスの光るお名前を考えたのです。
この「由来自体は安直でもカッコイイ(それっぽいともいえる)名前を付けられる」という事実は、創作者として見習うべき事実だと思います。
なので皆さん、造語を作る時は、仮名称の段階は「別にダサくてもいいや」というくらいの勢いで気負いすることなく設定を作っていきましょう。
もっとも、制作現場の過密すぎるスケジュールの都合上結果的に本機は未登場機体になってしまうのですが……
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます