第6話

「ふぁ〜あ」


昨日は興奮であまり寝ることができなかったが、体は疲れていていつもの倍以上に重だるいし体のあちこちが痛い。


「久しぶりの運動にしちゃなかなかにハードな運動だったからかな」


帰ったら湿布でも貼ろうと思っていた時、あることに気づいた。


なんか、めっちゃ見られてね?なんだ服が表裏逆か?でも制服だからありえないはず。


なんだ?



学校に着くと視線が増えた。気のせいか?周りには人は居ないし。不自然な視線に困惑しながら、教室に着いた。


「おっ。ようやく来たかなつ。昨日は凄くいいものを見させてもらったよ」


「何の話だよ、れい。昨日はお前と会ってすらないだろ」


「はぁ?何の話って、、、お前、昨日ダンジョンで人助けただろ?」


「え、怖。なんで知ってるん?」


「いやいや、だからその助けた人、隣のクラスの配信者のたちばな 一華いちかだぞ。俺が見てないはずないだろ」



え?いやいや。え?


「えっマジ?」


「マジ。てかその様子だと本当に知らなかったんだな」


あぁ。だから見た事のある顔なわけだ。というか見た事あるどころじゃなかったわ。


すると教室に先生が入ってきた。


鳴神なるかみぃ〜いるか?」


「はーい。いまーす」


「ちょっと放課後職員室来ーい。それはさておきお前ら座れー」


えっ?俺なんかしたっけ?


俺が困惑していると横から呆れたふうに


「いや怒られるわけじゃないだろ。昨日の配信のことで話があるんだろ」


「ああね。良かったなんかやらかしたのかと思ったわ」


「なんだ?心当たりでもあるのか?」


「いやねぇよ。」


「おーい、水瀬みなせぇさっさと座れー」


「はーい、んじゃー」









そんなこんながありまして、放課後。

(書くのだるくなったわけじゃないからな!高校生活のことが分からないから書けないだけだからな!)


「失礼します。みなと先生いますか?」


湊先生。俺たちの担任の先生。結構ベテランの先生で、この学校に何年もいる。そしてこの先生も昔はダンジョン探索者だったらしい。


「おう。きたな鳴神。それじゃ着いてこい」


空き教室につき、先生が椅子やら何やらを片付け、対面するように座った。


「そんじゃ話すか、驚いたんだぞー。担当してる生徒がネットニュースに乗っかってんだから」


「いやびっくりすよね。自分も今日怜に言われて気づいたんすから」


「珍しいな。高校生ともなれば、ずっとスマホを見てると思ってたんだが。それで、、、」


「これからお前はどうするんだ?」


「どうするってのはどういう意味ですか?」


先生は少し呆れたふうに言った。


「お前は頭いいのに察しは悪いな。ネットニュースにお前の顔が乗ったんだ。まあ悪いニュースじゃないから良かったが」


「だが、良くも悪くもお前は顔がバレてしまったんだ。多少。いやなかなかに大変な生活になると思うぞ」






────────


学校始まっちゃった。


†┏┛墓┗┓†


普通に受験生になっちまったから終わってる投稿頻度がもっと終わるかも。

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