第十四話闘技大会の打ち上げをすることになったから観光地に行くことになったよ
第十四話闘技大会の打ち上げをすることになったから観光地に行くことになったよ
「ねえみんなどこか闘技大会の打ち上げが出来そうな場所ってある?」
「エルはこういう場所がいいみたいなのってあるの?」
「うーんとね、みんなでワイワイ出来たり一人でも楽しめるような場所かな」
「なら、あそことかどう?名前忘れちゃったけど高いタワーがあって、たこ焼きがあって城があって……」
ノアがそういうと、ノラが答えてくれた
「ああニホンだね、私たちが行った時はあったけど多分色々もう無いと思うよ」
私は驚きを隠せなかった。理由は二人がニホンに城があったのを見たということは少なくとも古代書物の時代から生きていることになるからだ。
そうなると年齢は軽く八千歳を超えていることになる。
気になったので二人に生まれた年を聞いてみた。
「あの、二人が生まれた年っていつですか?」
「「二千十六年だよ」」
それを聞いた全員が二人の方を見た
「なんでそんなに生きれてるんですか?」
それを聞いたらその話をするならあの身体になると言って二人が合体した
「「ああ、それねクローン技術の実験があってね、もう長く生きれないって言われてたからせめて私のクローンだけでも生きてくれたら周りの人から見たら私が生きてるってことになるでしょだから私が実験体になるって応募したら、成功してなぜか今生きてるの」」
「なぜかってなんでなんですか」
「「いやぁ研究者の人が『やったこれで長年の俺の夢だった不老不死の人間を作ることに成功したぞひゃっほーやったぁ』って言ってるのは聞こえたけどチラシにプラナリアの再生能力をあなたに!って書いてあったからこれしか私知らないの、他にも入れたらしいけど聞いたら『説明が面倒だからこれだけは言っておく、とにかくたくさん色んなもの身体に入れたぞ!』って言われただけだから本当に知らない」」
まあ知らないなら細かいことは聞かないでおこう
「教えてくれてありがとう。まあこれからもよろしくね」
「「うん、みんなよろしくね。じゃあ戻るね」」
そう言ってノラとノアに戻った。
そして私たちはニホンに行くことになった。
まずは早く移動が出来ると有名な『透明土管』という場所に行くことにした。
その透明土管を作った人はスーパーマリオシリーズが好きだから作ったと言っていた。その人の親もマリオシリーズが好きだったのでマリオという名前をつけたようだ。だから透明土管を作った人の名前はマリオ・ブロックらしい
どれだけこの人たちマリオ好きなのって思ってしまった。
そして『透明土管』に向かっている時にキノコの魔物にあった。
「ねえこの魔物の見た目ってさどう見てもクリボーだよね……それでさ、さっきから気になってるんだけど、あそこからずっとこっち見てる亀の魔物さ……どう見てもノコノコなんだけど!えっ何さっきからマリオの敵キャラに似てる魔物ばっかりに会うんだけど!マリオって宇宙でも人気なの!?」
「落ち着いてよエル気持ちはわかるよ。私はクッパ様に会いたい!ピーチ姫みたいに攫われたいの!そしてエルに助けてもらってそれからそれから……」
ああダメだこりゃ、この魔物たち見てからヒョウ以外みんな興奮してるよ
ん?なんか今スミカが私に助けてもらうみたいなこと言ってなかった?スミカがよくプレイするって言っていたのってマリオオデッセイだったよね。てことはさ……私と……まあ私は嫌じゃないけど。
みんなが自分のマリオの好きなキャラを語り始めたよ。多分ヒョウはマリオ知らないからキョトンとしてるし、それでみんなでヒョウにマリオのこと教えてるし
「ねえヨシカゲこのクリボーとノコノコそっくりの魔物捕まえてよ」
「嫌だね。俺だけじゃなく……みんなで捕まえようぜ!もしかしたらクッパに会えるかもしれないし」
「なんでクッパ様のこと呼び捨てにしてるのクッパ様って呼んで」
だめだスミカが好きすぎていつもと変わりすぎてる
そして私たちはこの魔物たちを捕まえることになった。
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