お義母さんと私

お義母さんと初めて会ったのは、去年の11月。と言ってもその一回しか会った事がないのだけど。


秋田県に住むお義母さんと、神奈川に住む私では簡単には会えない。


去年の5月の母の日、もう家も買って、結婚するのも決まっていたのもあり、母の日のプレゼントを送る事にした。夫氏は、


「そんな事する必要ないんじゃなぁい?」


と、他人事。


私は二十代で両親祖父母を亡くしていた為、親孝行もそんなに出来なかったから結婚する旦那さんのご両親は大切にしようと決めていた。


プレゼントは何をあげればいいのかわからず、更にお金もその時は今よりもっとお金がなかった。

私はAmazonを見るのが好きだから、Amazonの中から母の日のプレゼントを選ぶ事に。携帯決済で二ヶ月後に支払えばいいとゆうのもあった。


お義母さんとは電話でも話した事がなく、どんな人かもわからない。夫氏に何かお義母さんの好きな物はある?と聞いてもわからないもいうし。


Amazonを徘徊していると、イヌポットに入ったプリザーブドフラワーと、カステラのセットがあった。価格も3000円ほどと最初のプレゼントにはいいんじゃないかと思った。早速注文!

だが、しかし…



届いた荷物。なんか小さくない?

お義母さんに送る前にチェックしないとと、箱を開ける。

届いたプリザーブドフラワー…手のひらにちょこんと乗るほど、むしろ手のひらが余る程小さい!


「やっちまったー!」


大きさをちゃんと見るんだった!カステラももちろん小さい…。

これを最初に送るのはやばいかも…


小さい小さいプリザーブドフラワーは見るほどに笑けてきた!笑

私はマグカップサイズを想像してたのだけど、4/1もないかも!笑


夫氏とは相談したものの、せっかく買ったのだからと手紙を書いて送る事に。



母の日に届く様に送る。


母の日の夜、夫氏のスマホにお義母さんからお礼の電話が来る。


「電話かわる?」


と夫氏。え!いきなり!?


コミュ障な私は緊張して何を話したか覚えてない。


初めてプレゼントした日は、そうやって終わった…




次回につづく




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