道後温泉の守り神

@kashiba_midori

プロローグ(作品紹介・あらすじ)

道後温泉には、白鷺の伝説がある。


足を怪我した白鷺が岩間から流れ出る水に足を付けると、瞬く間に怪我が治り元気になったという話だ。


その岩間から流れ出る水が後の道後温泉となるのだ。


そんなご当地の伝説を元にした少しほっこりするようなちょっと怖いような話です。




本編は、主人公の少年時代の祖父の話と老後の孫との道後温泉での出来事を綴った二部構成です。




●あらすじ


主人公は幼少期に白鷺の幽霊を見る。


そのことを祖父に話すとそれは、伝説の白鷺の霊だと教えられる。


何でも、道後温泉の源泉で怪我を治してもらった伝説の鳥のようだ。


祖父曰く治療してもらった恩返しに守り神になったのだとか・・・。



時が経ち、子供だった主人公も老人となる。


長い月日は祖父との会話を忘れるには十分だった。


数年前に足を骨折し、歩くのも一苦労するようになった。


まったく、年は取りたくないものである。


遠方から遊びに来た孫と2人で道後温泉につかりにやってきたのはいいいが、足が悪くて満足に歩けない。


先を行く孫を待たせてばかりだ。


孫は幼くいろいろなことに興味関心が行く年頃だ。


そんな年頃の孫は様々なことに関心を持ち楽しそうに騒ぐ。


そんな孫と道後温泉を訪れると、ふと孫が白い鳥がいると話すが、そんな鳥はどこにも見えない。


主人公の目に見えるのは・・・。




日本最古の温泉が奇跡を起こす。


ほっこりとしたホラーストーリーです。




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