第8話 ファンタジー世界への入口

 子供の頃に聞いた童話やおとぎ話のほとんどは、ファンタジーですね。


 少し成長してから読んだのは、「ドリトル先生シリーズ」で、動物と話が出来たらいいなぁと真剣に願っていました。雑種犬のジップがお気に入りでした。


 そのあとは、エンデの「モモ」や「はてしない物語」。

 時間泥棒との駆け引きにドキドキして、本の中に入り込むというストーリーには心が躍りました。


 忘れてはいけないのは「星の王子さま」です。

 王子さまの星を巡る旅のお話と『大切なものは目に見えない』という大事な言葉。そして、王子さまは別れる前に「空を見上げて欲しい」と言いますが、実はこのフレーズは私の作品の中に、オマージュとして入っております。


 「ナルニア国物語」は大人になってから読んだので、残念ながら、もう洋服ダンスの中にもぐりこむことはできませんでした。気高く強く優しいアスランの背中に乗って、冒険の旅に行きたかったな〜。


 ファンタジーの世界は幅広いですね。

 私は明るいハッピーエンドのお話が好きです。「ハリーポッターシリーズ」も良いけれど、ダークな面があって、読んでいる途中であの人もあの人もいなくなってしまうので、悲しくなります。

(でもハーマイオニーは好きです)


 日本のファンタジー作家では、上野菜穂子、篠原悠希、暁佳奈、菅野雪虫、茅田砂湖、雪乃紗衣(敬称略)など…好きな作家様をあげれば、多すぎて絞りきれません。


 困難にも諦めることなく、自分の道を切り開いて、前へ進んでいこうとする、そういう主人公の物語が好きです。

 

 そう…「十二国記シリーズ」の陽子や泰麒のような。

 でも、いちばん好きなのは楽俊なんですが、ね(笑)。

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