在宅内見してたらなんかヤバそう
おもち
第1話引っ越ししようかなあ
「ふぁああ」
彼の名前は社建(やしろけん)一般社会人男性だ。いや、一般とは言いづらいかも知れない。先ほどまでの彼と同僚の話を見てほしい。
「なあ、社、おまえ今何徹目?」
「僕ですか?まだ4徹目です。」
「じゃあまだ意識保てるな。すまんがコンビニでエナドリ買ってきてくれんか?」
「構いませんけど、先輩は何徹目なんですか?」
「ああ、今日で、8徹目だ。」
「ええ!寝たほうがいいんじゃないですか?人間の限界こえてるんじゃ、、」
「いや後2徹はいける。」
「体壊さないでくださいね。じゃエナドリ買ってきます。」
そう、彼は俗に言う、社畜なのだ!
「ふぁあ、眠。先輩大丈夫かな?いつか過労死しそうだ、そろそろあのブラック企業から逃げないとだよなあ。」
彼は今、コンビニからの帰り道。手には大量のエナドリ。彼は、自分が社畜だと分かっていた。だからなのか、ここ最近はずっと転職のことばかり考えているようだ。
「はあ、あの会社から逃げたいな、そうだ!心機一転ということで引っ越ししよう、そうしよう!死因が過労死はすっごく悲しいし!」
彼はつかれているので変なテンションだが、言っていることは本気なようだ。
しかし、彼は知らなかった、引っ越しの物件探しで地獄を見ることに、、、、
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