ゲームの主人公に転生したっぽいけどこういうのってなんかモブが活躍するやつやん

@amazumoe

第1話 転生したったぽい

皆さんこんにちわ~。大阪生まれ大阪育ちの小早川信でーす。純関西人やで。           


皆、唐突やけど異世界転生って知ってる?俺?俺は知ってるよ。友達がそういうの好きでさー。俺も、はまっちゃってん。俺が一番好きなのはスライムに転生するやつ。


てっ、俺のことはどうでもええねん。じゃあ知ってると仮定して話するなー。

ええっとね、俺は転生したったぽい。それもゲームの主人公に。

いや分かるよ。ん?ってなるよな。俺もなったから。いやービビったよね。

起きたら赤ちゃんになってたんやから。父さん、母さん....


あ、ごめん。ちょっと思い出してしまって。でもしゃーないよな。

もう、転生してるっぽいから。あかん、しんみりしてる。


で、話の続きをするねんけど、まぁ、転生したったぽいってこと。

で、主人公のことか。ええっとな、なんか分かるんよ。なんでって言われたらちょっと説明でけへんけど、まぁ、転生もあるぐらいやから、見逃してほしい。


ちなみに、今は、赤ちゃんの状態で色々考えてる。まぁ、転生あるあるやな。


それで、ゲームの主人公に転生したんやけど、この主人公ってのが問題やねん。

なんか、最近の小説ってさ、冴えない奴が超ハイスペックイケメンモブ貴族に転生してさ、その世界の知識で強なって、主人公追い出してハーレムみたいな感じやん。

で、俺主人公...ハーヤバい。しかも主人公出来る自信ないんよな。

俺、人より耳いいから難聴系主人公無理。純愛やからハーレム無理。

日本人やったから人どころか、生き物を殺すのも無理。無理無理だらけやー

こんなんやったら、転生したくなかった.....


「シンー、ミルクの時間よー。」

「シンー、父さんだよー。」


ヤバい、ヤバい、ヤバい。ここからは、あんまり考えたくない時間が始まる。


「フフ、貴方、シンはちゃんと眠っていて可愛いわ。」

「そうだな。」

「・・・・・」

「じゃあ私はシンと一緒にお昼寝するわ。」

「んじゃあ、俺は午後からの仕事頑張るか。」

「気をつけてね。」

「ああ」


フー、やっと終わった。よく小説のキャラが母親のミルク飲んでるシーンとかで色々考えてるけどさー、普通に無理。どんな強靭な精神力やねん。


てことで、今は赤ちゃんやねんけど、ホンマに今やることないねん。

あるであろう魔法は使い方全然分からんし、魔力?ってやつも感じられへんし。


ウーン、なんかこのまま面白くもない赤ちゃん状態やと、もう語ることないし、

ある程度大きくなったら色々考えることにするわ。


ほなまぁ、さいなら。







始めての作品です。モチベーションにもつながるので、面白かったら星ください


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