猫を愛するすべての人たちへ。

朝姫 夢

はじめに

 はじめましての方は、はじめまして。そして普段物語を読んでくださっている方も、エッセイでは初めまして。そしてどちらの方でも、お読みいただきありがとうございます。

 普段は物語しか書いておらず、エッセイというものを書くこと自体が初めてなので、若干緊張しつつタイピングしています。朝姫あさきです。


 実はこれを書こうと思ったのは、公式自主企画「猫好きに刺さる小説・エッセイ」の存在を知る数日前のことでした。

 作品に関するアレコレが書けるほど、技術があるわけでも有名でもないので。エッセイというものを書こうと思ったことは、これまでなかったのですが……。


 「猫に関する、大切なお話」


 これは比喩でも釣りでもなく、本当に本当に大切で。そして本当に、猫の飼い主のほとんどが知らないことです。

 だからこそ、多くの方に知っておいて欲しい。

 本心からそう思い、何か自分にもできることはないのかと考えた末。こうして文章という形にしてみました。


 結局、書くことしかできない人間なので。文字で誰かに伝えられるのであれば、少しでも多くの猫ちゃんの命を救える可能性があるのならばと、今回初めてエッセイにチャレンジしてみようと思っていたところ――。


 なんと!

 公式自主企画で、しかも猫に関するエッセイを募集しているとか!


 もう、ここしかない! と思ったので。

 より多くの方に知ってもらうために。広めてもらうために。今書くしかない!

 そう思い至っての、このエッセイです。


 あくまで、本当に、本心から、一人でも多くの人に知ってもらいたい。

 あんまり言いすぎると、嘘っぽくなっちゃうのは分かっているんです。でも本当に、これだけは声を大にして言いたい。



 猫ちゃんの血液型を、知ってほしいんだ!!



 正直、あまり明るい内容ではないかもしれません。

 実話も含んでおりますので、命にかかわることですから、悲しかったりつらい内容もあります。


 でも、それでも。

 今後少しでも、そういうことが減ってくれたらという思いで書いているので。

 どうか、最後までお付き合いください。


 それでは本題へ、どうぞ。


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