備忘録・駄文

推しの描く漫画 ◆

『ヴァニタスの手記（カルテ）』最新刊を読んだ。特装版を買った。連載開始前のラフ集だったんだけど、最高だった。

　ざっくりあらすじ。

　現実とはちょっと違うフランスの田舎の方に住んでいた青年・ノエ君は、飛空艇に乗ってパリに向かっていた。その道中、共に乗り合わせていた吸血鬼が突如、吸血衝動に襲われて、ちょっと大変なことになる中、不法乗船したヴァニタスが自ら解決に動き、二人はなんやかんやで共闘することに。

　この事件をきっかけに、二人は共に行動するようになり、数多の事件に関わっていくものの、二人に待ち受ける未来には、何かがあるようで──。

　さて。

　ちょっと前にアニメ化もされた作品。石田彰さんが出ていました。大事なことなのでもう一度言います、石田彰さんが出ていました。ちなみにヴァニタスが花江さん、ノエ君が石川さんです。

　もう私ね、作者の望月淳さん大好きで！　前作の『PandoraHearts』のアニメを観たのがきっかけで作品を読ませてもらうようになったんですけど、美麗かつ可愛らしい絵柄に、シリアスクールでほんわか面白く、アクションやばくてミステリー要素もあるストーリーと、何もかも魅力的で、こんなに素晴らしい漫画家さんいるのかってくらい最高の方なんです！

　それに正直ですね、もしも『PandoraHearts』のアニメを観ていなかったら、石田さんを好きになってなかったかもしれないし、声優オタクになってなかったかもしれないし、なんならアニメ観てなかったかもしれない！　……両親共にオタクだから普通になってたかもしれないけれど取り敢えず！

　石田さんは『PandoraHearts』に出てくるブレイクというキャラを演じていて、貴女の石田彰はどこから？　私はそこからなんですよ！

　その石田さんが『ヴァニタスの手記』にも出演すると知った時、どれだけ床を転げ回ったことか。

　ヴァニタスどうやら２年ぶりの新刊らしく、今回も楽しく読ませて頂いたのですが……ラフ集の破壊力もやばくて。

　前作連載中から本作の構想を練っていたらしく、主役二人のデザインにかなり苦戦していたみたいなんですけど……ノエ君のデザインが最高だった。

　今は眼鏡掛けてない短髪のほんわか天然ボーイなんですけど、初期では眼鏡・長髪・敬語短気さんだったみたいで、どことなく文ストの国木田さんみを感じてテンション上がった。このノエ君も素敵だったのにな、てか推すぜ私、みたいな。

　ちょっと記憶が薄れてて、新刊読みながら、そういえばわては誰が好きだったかなと思ったら、ちょうど出たんですよその方。ヨハンさんって方。

　眼鏡で髪ちょい長めでちょっと短気。

　……うん、ちゃんと推してたわ。