お別れなのさ ★

 レンタルしていた金カムの返却日。

 2週目は母と一緒に視聴。

 ちょっとふざけて、「金カム一緒に観る人ー!」とか言ったら、「じゃあ」と返ってきたから流れで。

 これまで、娘が観てるのを横目で観てたり、由竹が出ている所を娘に観せられていた母氏。初めて最初から観ることに。


娘「杉元さんとアシリパさんはこうやって出会ったんじゃよ」

母「いいねっ!」


(額が無事だった頃の)鶴見中尉から杉元さん推しになっていたはずの母、気付いた時にはアシリパさん沼に落ちていた。


母「強くて賢くていいよねっ!」


 確かに。

 そのせいか、尾形さんをとても目の敵にしていた。あいつを許してはいけないと。悪だよ悪、とまで言う。


娘「そんなー。尾形さん素敵じゃん、醸し出す色気とか狙撃の腕ヤバい所とか真意の読めない所とかさー。それに人気投票2位だし、声帯が津田さんで実写だと郷敦君だよ」

母「許せない!」


 許せないらしい。

 娘的には尾形さんの身内関係の話けっこう好き。勇作殿と話していた時の声がめっちゃ良かった。あれどういう経緯であの芝居になったんだろう。気になる。

 母氏、アシリパさん以外だと紅子ねえさんが好きみたいで、というか曲馬団の回をかなりお気に召したようで、谷垣ニシパはゲンジロウちゃん、鯉登少尉は軽業の貴公子で呼び方固定された。

 面白かったねー、ねー、なんて言いながら、残っていた皿の片付けをし、母氏はぽつりと、


母「最後に駆けつけてくる杉元さんかっこよかったけど、あれ……いつか山崎賢人がやるのか……いいね」


 そこまでやるといいなー。

 馬に乗りながら両手を広げる郷敦君見たいです。あ、ロシア語喋る郷敦君も!

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