前半地道な聞き込み捜索かと思いきや雲行きが怪しくなっていき、後半から視点が変わり、まさかの状況と真相へ到達。シンプルな話しながら常時陰鬱で落ち着いた雰囲気がとても良かったです。刑事ドラマが好きな方にオススメです!
目標:読まれる小細工をしない 雑誌の編集者を目指していたけど諦め、通勤電車の中で小説を書くしがないサラリーマン。 火曜水曜は仕事が休みなので家事育児で…
何となく読みはじめて、一気に読んでしまった。警察の捜査ミステリーといえば、事件の被害者と犯行の謎という軸の脇に、主人公の人間臭さと警察組織のしがらみがお約束。この小説は、きちんとそれも踏まえてい…続きを読む
凶悪な強盗事件を起こした挙句に、5人の命が奪われることになった自動車事故を引き起こした、藤池光彦。彼の墓を訪れた徹の前に、藤池の父、稔が現れる。藤池光彦が起こした事故は、当時警官だった徹が追…続きを読む
読み進めながらタイトルの「責」が幾度も思い出されました。物語は、同一人物に複数の視線を向けることで、その人自身の本心や、周囲からどう捉えられているかといったことを明らかにしていきます。本人の心こそ…続きを読む
このレビューは小説のネタバレを含みます。全文を読む(158文字)
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