第10話 大学はどうする?(4月11日)

考えてみれば私たちは大学受験シーズンが始まるので、何処を受けようとかと思うと色々大変な時期を迎えるから、時々進路指導室に行って近い所を探してみる事もあるのけど、同じ系列の就実大学を中心に調べてみようかなっていう感じで少し焦るし、私は文学部のある所なら興味があるかも知れないしね。

確かに就実大学は就実高校の半分以上が行ってるんじゃないかなというような気がするし、取り敢えず推薦で考える事にした。

確かに私の高1からのテストの成績は殆どの平均点を60点以上超えているから、校内推薦にしてみたらどうかという提案を松井先生が考えてくれた事があったのが高2の終わり頃だったし、取り敢えず併願を希望せずにそのまま就実大学の受験だけにする事を前提に考えて貰う事に決まった。

松井先生は、「赤沢さんは英語だけでなく現代文や古文、それに日本史も得意だから文学部の受験をお勧めだと思うよ」と言ってくれた時は嬉しかった。

帰りの岡山駅のさんすて岡山の2階のセブンイレブンおみやげ街道さんすて岡山駅店でマウントレーニアのカフェラテを買ってから待合所で愛莉ちゃんと環奈ちゃんと待合所で飲みながら「同じ大学を受験できるのって最高だと思うよ。7年の内、就実高校3年で就実大学4年も同じって奇跡だね」と愛莉ちゃんは言った。

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