第6話 リワードについて
カクヨムロイヤルティプログラムに参加するとお小遣いが貰える。
このシステムが始まった3年前には喜んだものです。
趣味の小説を書いてそれが書籍化されなくてもお小遣いが貰えるなんて素晴らしいシステムだと。
しかし、現実は厳しく全体の9割以上の作者は絶望に叩き落されたのを嘆く話が飛び交いました。
どういう事かを説明するとお小遣いを貰うためにはカクヨムリワードを獲得しなければならないのですが当初はそれを現金化するためには3000リワード必要でそれだけならばまだ良いのですが有効期間が1年間でそれ以前のリワードはところてん式に消えてしまうのです。
※2024年現在はアマギフならば500リワードから換金できます。
ならば1年間に3000リワード稼げばいいだけの話じゃないか? と読者は思うでしょう。
しかし、そうは問屋がおろさない事実があるのです。
ここに基本的な流れを示しますがこれらの情報は先人たちが調べて情報提供をしてくださったものを拾い上げていますので参考としてください。
まず、読者の人が作品を読んでくれると1ページにつき1PV(ページビュー)が加算されます。
これにカクヨム独自の計算をしてアドスコアというものを算出します。
アドスコアの計算は極端に文字数の少ないページを多く読ませてPVを稼ぐのを抑制するための措置で基本は1ページ2000文字だと言われています。
そしてその計算でアドスコアを確定したらその月のカクヨムの広告収入の7割で割り戻してリワードが決まります。
始まった当初は多少のバラツキもありましたが1アドスコアで0.05リワードくらい。
つまり1ページ2000文字平均で1000PVあればアドスコアも1000となりそれに0.05をかけた50がリワードとなります。
つまり単純計算で3000リワードを稼ぐには当時で約60000PVが必要だったわけです。
これだけでも大変なのですが2024年現在この倍率が0.035辺りまで下がってしまっています。
なので今3000リワード稼ぎたかったら約90000PVが1年間に必要と言う事に!
なかなか厳しい数字になっていますね。
さて、本タイトルにも入れていますリワードで回転寿司を食べたいとなるとやはり5000円は欲しい。
つまり15万PVを稼げと言っているのも同じですね。
月割すると12500PV。さらに日割りだと(一月30日と計算)約417PV。この数字を多いと感じるかまあ何とかなるかと考えるかはその人次第。
ですが、リワードを稼ぐにはPV以外にもサポーターに応援してもらったりカクヨムのイベント参加で貰ったりすることもありますので積極的な人ほど目標に近づけることでしょう。
聞いたところによると天上人は年間で7ケタ稼ぐ人も居るとか居ないとか。
羨ましい限りですが羨むだけでは自分の懐は温かくなりませんので自力で頑張るしかありませんね。
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