第4話 とにかくひとつ代表作を持つ

『言うは易く行うは難し』と言いますが本当にそうだと思います。


 代表作……欲しいですよね。


 どのくらいの作品を書けば代表作と言えるのか? は人それぞれですので一概には言えませんが異世界ファンタジーものだと1000フォローがひとつの目標なのかなと思います。


 異世界ファンタジーものは読者も多く評価も他のジャンルに比べれば入りやすいですが読み専の人が多い場合は星はあまり入らない事が多いのであまり参考にはならないかと……なので私はフォロー数を重要視した方が良いと思っています。


 あくまで私の場合ですがフォロー数に対して星をくれた人の割合はだいたい2割弱くらいです。


 なのでもし1000人のフォローがあればそのうちの約200人が星をくれる事になりこれまた大雑把ですが星評価は平均2から2.5くらいになりますので星は約400から500の期待値があると思われます。


 それだけの作品を作れれば後はその流れを切らさないようにとにかく書き続けることです。


 評価が貰える人の多くは運もありますがやはり読まれる努力をされていると思います。


 では、具体的にどうスタートを切るのかですが最初から王道ファンタジーを書いても厳しいと思いますので少々エグい事を言わせてもらえればカクヨムで読者の多い若い男性向けに特化した作品を書くのがハードル的に低いかと思います。


 もちろんエロを全面に出したヤバい作品を書きなさいと言っているわけではありません。


 何事もモロに表現するだけがエロではありませんので読者の想像力を掻き立てる設定にすれば良いのです。


 自作品を例にあげますが


【女性限定の『触れて治癒する』治療方法に批判が殺到して廃業を考えたが結果が凄すぎて思ったよりも受け入れて貰えた】


 この作品はタイトルからするとかなりエロ要素が満載のように感じられますが内容はクソがつくほど真面目な青年が病気や怪我に苦しむ女性たちを懸命に助ける話になっています。


 ある意味タイトル釣りに見えますが決してタイトル詐欺ではないつもりです。


 キャッチコピーも最初から一度も変えていませんが


【痴漢・変態と罵倒されても微塵もやましい気持ちはありません。】


 凄いパワーワードが入っていますがある意味作品の本質を捉えたキャッチコピーだと思っています。


 まあ、あまり人に自慢できるタイトルではありませんが……。


 とにかく、こうして手に入れた代表作を元に本当に書きたかった作品へと読者をつなげることに成功しました。

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