第22話

警察に連れていかれたのは、もちろんというべきか、警察署だった。


着くとすぐに、取り調べが始まった。


瀬戸さんや相田さんに、聞かれたことと同じことを、再び聞かれる。


私は、同じことを繰り返す。


同級生の多田野光くんについて行ったこと


私は綾華の死について、


何も知らないこと、


取り調べは、すぐに終わり、家に帰された。


驚いたことは、私が目を覚ました病院には


警察など一人も言っていたと伝えられたことだ。


名前を伝えるも、そんな人は、いないと答えられる。


どういうことだろう?

考えられるのは、光がなにかの目的で、私によこしとたということぐらいだ。


もしそうなら、光を探さなければならない。


警察の反応を見るに、私の話を信用していないし

私が疑われているのも間違いない。


自分の手で見つけ、話を聞かなければ、


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