春の嵐 短歌15首

滝口アルファ

1首目 鳥

春という


巨きな鳥が


はばたいて


疾風(しっぷう)の吹く


午後なのだろう



〔解説〕

春を

謎の巨大な鳥に

見立ててみました。

その鳥が

はばたくたびに、

街に疾風が

駆け抜けるのでしょう。

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