「星にお願い」


星がたくさん輝く空を見上げた。目を凝らし流れ星を探す。三日前からお休みしてる彼が早く良くなりますようにとお願いをかけたいから。「まだかな」呟いたところで流れ星はこない。他にお願いを叶えるおまじないを探した方がいいかも!窓を閉めようとしたちょうどその時、夜空に星が流れた。「あ゛っ」



「あ、流れ星」学校休んで三日目。僕は窓から外を眺めていた。「はやくよくなって彼女に会えますように。はやく――あっ」3回言う前に流れ星は消えちゃった。でも願いはどうやら届いたらしい。元気になって登校できる日になった。「おはよう」久しぶりに見る彼女の笑顔。流れ星のお願い叶って良かった。

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