第3話-2
追憶の焦点
第1章 現場復帰
3.チーム合流
新室が案内された場所は、郊外のレンガ倉庫街だった。藍井率いるチームは倉庫を一つ借りており、そこをアジトとして利用していた。
「
「ご苦労さん、よく承諾してくれたな」
藍井は新室と出会うと、軽く抱擁した。
「足手まといになるかもしれんぞ」
「謙遜するなよ、
藍井班は彼を含めて合計四名。
以上のメンバーに新室が加わることになった。
「皆、若いな…仕事のやり方もだいぶ変わっただろう?」
「まあな、俺もついて行くのがやっとだ」
新室は威張ることなく、新参者のつもりで藍井班と接しようとした。彼らは任務を実行しようと動こうとした。
そして…
場所は都内の高級ホテル。そこは国内だけでなく、外国観光客の利用者が多く、海外セレブもお忍びで訪れていた。一流宿泊施設のことだけあって、サービスは充実しており、評判はすこぶる良かった。
モナクライナ皇族は当ホテルに宿泊することになっていた。現地には、既に藍井班のチーム二名が潜入していた。
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