自身のパラメータを確認しようの巻

「人間の鑑定が可能だって言うのか?」


【yes、人間に限らず半径10m内の生物に関して生体データを認証する事が可能です】


 このAIかなりの能力を持っているようだ、そういえば自分自身も認識可能なのだろうか?


「自分自身も確認する事は出来るか?」


【yes、ご自身の身体を鑑定すると認識する事で可能です】


 なら試してみるか? 俺は自分の手を見つめながら鑑定と念じてみた


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【身体能力】33

【知力】31

【魔力】247

【性質】信


スキル ネスト 呼び出し可能数 1


サポートAI ガレム 生物認証 異界知識

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 何だこりゃ? 色々ツッコミ所が多い


「ガレム、パラメータの説明を頼む」


【yes、身体能力、知力、魔力の値は現地人平均を10とした数値から割り出しています】


【スキルに関しては現在オーナーが使える特殊能力となります】


 成る程、パラメータに関してはある程度わかった、ただ魔力、魔力か〜


「ガレムこの世界には魔法が存在するという事か?」


【yes、魔導書を読む事で魔法を使用する事が可能です、脳に認識された後魔導書は灰になります】


 成る程、使い捨てアイテムなのか、だが魔法が使えるというのは悪くない、魔導書欲しいな

ふむ、後性質というパラメータか? これも聞くとしよう


「ガレム、性質とは何だ?」


【自信が持つ特質あるいは性格を表したものと言われています、主に覚えられる魔法に影響を与えると考えられています】


 ふむ曖昧な説明になるか、これは現状ではよくわからないという事かな、成る程ガレムの異界知識は基本的な異界の情報がわかるレベルという事か


「最後にスキルの事を説明して欲しい」


【スキルは個人の性質により千差万別となります、個人で使っていく事で認識していくしか理解する方法はありません】


「成る程わかった、スキルか使ってみるとするか!」


「あ〜、すいません大輔さん、その前に色々と説明して貰えるとありがたいのですが?」


 ありゃしまった、周りを置いてけぼりにしてしまったようだ、独り言していた俺を皆が変な目で見ていた


「あ〜すまんすまん、ガレムと色々確認していてな、とりあえず人物鑑定が使えるみたいでな、色々と自分のステータスを確認していたんだ」


「鑑定キターーーー!」


 翔君がいきなり絶叫したので皆がドン引きしつつ驚いている


「大輔さん、是非是非自分にも鑑定をお願いします!」


「とりあえず落ち着け、全員鑑定するつもりだから」


 そうして全員分の鑑定をする事となった

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