大学生日記

千織

第1話 大学生活のはじまり

※この物語は『アフタースクール』の続編です。

https://kakuyomu.jp/works/16818023212737129446/episodes/16818023212737321057



保育園からずっと幼馴染だったハルマと、高校時代になんだかんだありながらも恋人同士になった。

そして、お互い地元の大学に進学したので、ルームシェアを始めた。


部屋はそれぞれあるのだが、片方にまとめて、一部屋は物置にした。

ベットはシングルサイズを用意して、親が見に来ていた時はそれぞれ端っこに置いていたが、来なくなってからは二つくっつけた。



ある日の朝。

ふと、目が覚める。


横を見ると、ハルマが布団を頭までかぶって寝ている。

起きる予定の時間よりは早いけど、可愛らしい寝息にムラムラしてきた。



ハルマの布団に手を入れて、お腹を触る。

すべすべで、くびれがエロい。


「ハルマ…起きてる?」


「う…ん…。」


ハルマは、まだ眠りの中っぽい。



俺も寝起きでぼんやりとしたまま、ハルマにくっついて、体をまさぐっていく。

興奮してきた。



ハルマの布団に潜り込み、唇をむさぼる。

柔らかくて、小さい口元。

唇ではんで、舌で舐めて、寝室にチュッチュッと音が響く。



ハルマが俺の頭に手を回し、さらに唇を密着させて舐めてきた。

いつものハルマはそんなに積極的じゃない。

今日は俺にもサービスしてくれるらしい。


急に舌を入れられて、ドキッとする。


「あっ…。」


思わず声が出た。



「ハルマ……朝っぱらからだけど……してもいいかな……?」


「いいよ…。まあ……僕は、ハルマじゃないけど。」


唇を離して、はじめてしっかり顔を見た。


相手は、カシワギ先輩だった。

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