第2話

その数日後、チャイルドからある命令が下った。

「私、お父様が最近買った浄化の森の湖の水を見てみたいわ。」

チャイルドは珍しく上機嫌でルークに話した。

「かしこまりました。」

門から出て1人で出かける。それ自体久しぶりだ。久しぶりの外に胸を躍らせる最中、

「ルーク!?」

後ろから声がした。

彼はフェンス。グレーの準男爵家に成り上がった元平民生まれの子だ。

フェンスとルークは昔から仲がよく、いっしょによく遊んでいた。だがいつしかそれが彼の父に見つかり、遊ぶことはもちろん、会うことも少なくなった。

「フェンス様、ご機嫌はいかがでしょうか?外は冷えますので中へどうぞ。」

「ルーク?なんでそんな急にかしこまってるんだ?俺たちは"友達"、だろ?」

「貴方は何も変わらないのね。でも外は寒いでしょう?中に入って。」

「お前は変わったな…まだ7歳なのにこんなに綺麗に対応出来るし。まあたしかに冷えるがお前を行き先まででも送らせてくれ」

「はいはい」

「サンキュー!」

そういうフェンスは晴れやかに笑ってそういった。






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この作品を読んでくださり、ありがとうございます。今日は投稿頻度についての説明をさせてください。私は週に6日土曜日以外は毎日投稿します。また、水曜日に時間があれば2作投稿をします。でも、私は学生です。なので大きなテストの前は前もって知らせて投稿を中断します。これからもこの作品を読んでくださると幸いです。

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