読み返したくなる繊細で美しい青春小説。

就活生という危うげな立場の中でかつて恋人だった実里に再会する仁。
揺れ動く心の描写が繊細で、二人の恋の行方を見守りたくなりました。
最後まで読めば仁の気持ちにも実里の気持ちにも寄り添えるはずです。