第11話 時には岡山でファッションショーを(4月11日)

「花女大の他に岡山県内の私立の大学の受験も考えてみるのもええんちゃう?」と真奈美ちゃんがそう私に勧めると、「別に向う岡山やなくても、ファッションショーの仕事として行く事があったらええと思うんやなと思う」とそう言うと真奈美ちゃんは「確かにそやな。高校の頃から慣れ親しんできた京都で過ごすのもええと思うで」と言った。


確かに私はInstagramを開始したのが高校に入ってから間もない頃、つまり4月の中旬ごろから初めて2年が経とうとしているし、私と同じ年頃の女装ファッションモデルを始めた子と仲良くなってる内に楽しくなったような気がしてきた。

小6の頃から女装ファッションモデルを始めてからあっという間に6年を迎えて、もうすぐリアルな女子になれたらいいなという事さえも考えるようになった。


高3になったらブライダルアシスタントからマネージャーになれたらいいなという道もあり、色々なウェディングドレスのデザインを手掛けたり、NMBやSTUのような可愛いステージ衣装のデザインも考えてみたら私にとってめっちゃ楽しくなるんじゃないかなというような気がした。

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