第2話 電車通学2年目の春(4月7日)
ファッションモデルをしながら高校に行く事を始めてから2年経ったけど、それだとめっちゃ疲れるし、ファッションモデルを引退したらどうかなと勧められた事もあったけど、私は2つ(ファッションモデルとJK)が楽しいし、続ける事を決意したのは中3の終わり頃、つまり今の高校が合格した時期にその話があったからね。
それにしても大阪駅周辺の駅前通りは、去年よりめっちゃ満開になっていて、花見シーズンの真っただ中っていう事もあるし、周辺の小学校の入学式も校庭の桜はあっという間に満開になったという事もあり、今年の新入生の子達も桜を楽しみにしてるんじゃないかなという感じかも。
駅の中央改札口の傍のセブンイレブンハートインで買ったホットのWONDAのカフェラテを飲みながら麻莉奈ちゃんは「高3って言うと、来年の春頃に卒業と言うのはめっちゃ早いなという感じだけど、同じ系列の大学に進んでるのも何人かいるんじゃないかなという気がするんやけど、彩佳はどう思う??」と私に尋ねる。
「確かに同じ系列のある高校は何か所かあるけど、多分、そういう所に進学するかも知れへんな」と言った。
新規登録で充実の読書を
- マイページ
- 読書の状況から作品を自動で分類して簡単に管理できる
- 小説の未読話数がひと目でわかり前回の続きから読める
- フォローしたユーザーの活動を追える
- 通知
- 小説の更新や作者の新作の情報を受け取れる
- 閲覧履歴
- 以前読んだ小説が一覧で見つけやすい
新規ユーザー登録(無料)
アカウントをお持ちの方はログイン
ビューワー設定
文字サイズ
背景色
フォント
組み方向
機能をオンにすると、画面の下部をタップする度に自動的にスクロールして読み進められます。
応援すると応援コメントも書けます