2日目 結論から言うと…


 今自分は、毎日恒例である仕事終わりのマミーの電話をしながらパソコンに向かっている。

「なんで今パソコンなん?今日時間あったんじゃないの?」

そう、その予定だった…。聞いてほしい。


 結論から言うと、本日2日目、大きな成果はない。


 自分の今日の予定は、午前中にどこかしらを片付けて、お昼を食べて暫くしたら筋トレをしてシャワーをして、掃除の進捗を描いて公開予約をして…。そんな風な余裕を持った1日になるはずだった。


 実際は妹(2つ下、かわいい、魔性)の用事に付き合うこととなった。

朝9時に家を出て、帰宅したのは16時。お昼食べていなかったから冷蔵庫の冷や飯を温めて(そのまま)食べた。

 妹は自分がお掃除日記を書き始めたことに興味がないらしい、そうだろうな。自分は実家をとっくに出ているし、自分の周りのことで手いっぱいだもんな。

 …こんな文章を書いたときに限って、読んでいたらどうしよう。ごめんなさい。


 自分はこの掃除日記を書くにあたり、決めたことがある。

 それは今回の掃除日記に関連すること以外の文章は書かないことだ。X(旧Twitter)でも、この掃除期間はつぶやく内容をセーブしている。

 そういうのは目標を達成した後のご褒美としてとっておいたほうがいいに決まっている。あ、インプット用の読書は勘弁してほしい。あれは片付けができない時間帯に読んでいるからだ。せっかく初の連載で、リアルタイムで行っているのだから、なるべく多くの目にとどまってほしい。そのための文章力の向上と、フォロワーへのアプローチ法を絶賛勉強中なのだ(がんばるぞ!)。


 それなのに。まだ2日目だというのにこの有様は許せない。


 自分がごみ袋を持って、拾えるだけの紙ごみを集めた。まったく何もしないというのは良くない。少しでも脳に成功体験を植え付けなければ!


 「…というわけで。ごみを集めて、マミーの布団を整えました。」

パソコンをカタカタ言わせながら自分は、帰ってきてからのおやつタイムをお預けにされている(自分が執筆を終わらせていないせいで)マミー言った。

「ごみを集めるのはいつものことやろ。それプラスどこか片付けしないと、家はきれいにならんやろ。」

正論だった。

「それはそう。今マミーが言ったのん文章に入れるわ。」

「早くして、アンパン食べるの遅くなる。」

そう言ってマミーはツムツムに戻った。


 今日はここまで、明日は午前中に時間がある。頼むぞ自分!

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