気にスる程でハ、

晴れ。

第1話




デジタル化が進む現在。



『雑誌』を出すまでに

大抵は

PCとネットを介した作業が中心で。


昔程、

手作業で何かをすることも

少ない。




小説やマンガ、記事も

ネットでデータとして

編集部に届く事が多い。



それはそれで時短でもあり、

修正も連絡も

手元のPC1つで

全ての編集作業が完結する。



楽と言えば楽。

味気ない、とも言える。



淡々と進む流れ作業に

『雑誌』の編集を本当にしているのか

時々判らなくなる。


届いた

小説やマンガのデータを見ながら



「実は作家なんて

 いないんじゃないんだろうか」

















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