小6の頃に誕生した彩佳というファッションモデルは女装から誕生した2022～京都花園女子と岡山の就実高校交流物語(高2)

第1章 高1の最後の春休み・高2の始まり(4月)

第1話 高1最後の春休み(4月7日)

イオンモールKYOTOの5階にあるゲーセンでプリクラを撮ってから、向かいにあるドトールでアイスカフェラテを飲んでいた時の事だった。

明日から新学期が始まるので、真奈美ちゃんと麻莉奈ちゃんと一緒に高1最後の思い出としてのプリクラを撮るのが楽しみだった。

もうすぐ高2となると、忙しい日が続くけど、本物の女子としての楽しみが増えるような気がした。

地元(大阪)で遊べばいいのに(#^^#)――。

私たちは京都市内の女子高に通ってるのか、あっという間に向こう(京都市)に慣れてしまってるというような感じに成りつつある。

6-2の仲良し3人組(女子と女装2人)にとって私は、高校を卒業したら大学も京都市内にしようかなと思ってるからね。

ドトールで麻莉奈ちゃんはこう言う。

「うちも彩佳ちゃんもほんまもんの女子になった時、めっちゃ嬉しいしファッションモデルをもっと楽しんでみたいねんな」

「2人とも、そんなに畏まらんでもええねんで。小6の頃に初めてステージに立った時はめっちゃ緊張してたけど、今は素敵なJKになったんやで」

「確かにそうかも知れへん、これから先は女装ファッションモデルに憧れを持つ男子をプロデュースしてみたいねんな」

確かに、私はそういう事に憧れを持つようになりたいし、色々と勉強してみたいなと思う。